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◆【断】一体どこの国ですか (産経 06/8/4)


 最近の新聞記事を目にしていると、英語の文字がいやに多い。

 ワールドカップはW杯、経営権取得を目的とした株式公開買い付けのTOB、企業の合併・買収のM&A、ミサイル防衛のMD、高速道路の自動料金システムのETC、その他エトセトラ。

 WTO(世界貿易機関)やEU(欧州連合)やGDP(国内総生産)くらいは大体わかるが、こうまで英文字を並べられるとここは一体何処の国なのか、といぶかしくなる。

 郵政4事業の社長職について、毎日新聞(8月2日朝刊)の記事に、「COO『社長』に波紋」「官僚色強くCEOは『名誉職』」との見出しがついていたが、これは何のこっちゃ、と一瞬頭をひねってしまった。

 もちろん記事の内容を読めば、それなりに理解はできるが、COO(最高執行責任者)とかCEO(最高経営責任者)などと何ともめんどくさい文字ばかりが並んでいるのである。

 先日ある小さな出版社(社員は3人程度)の社長さんと会ったときに、渡された名刺にCEOと肩書がついていた。たしかに「社長」であるから「CEO」なのだろうが、失礼ながら微苦笑しそうになった。

 慣れればそれまでだが、国語力の低下がいわれ、「言葉の力」の回復が求められているときに、これはいかがなものか。

 『年次改革要望書』に盛られたアメリカ様の要求に従うことが、日本政府のお仕事であるとはいえ、何でもかんでも受け入れていれば、日本という「国」の名前もそのうちなくなるだろう。外国で日本人観光客に「社長サン」と呼びかけていた物売りは、これからは「CEOさん」と呼ぶのだろうか。

(文芸評論家・富岡幸一郎)
by sakura4987 | 2006-08-05 12:06

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


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