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◆産みたい育てたい 『家族の日』考(下) (東京 06/8/1)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kur/20060801/ftu_____kur_____000.shtml

今、制定する意味は?

 政府の少子化対策に盛り込まれた「家族の日」。今、制定する意味は? どうとらえたらいいのか? 提案した「家族・地域の絆(きずな)再生」政務官会議プロジェクトチーム事務局長の山谷えり子内閣府大臣政務官と、NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」の樋口恵子理事長に聞いた。 (岩岡千景)

 ――思い描いている「家族の日」とは?

 既に「家庭の日」を設け、家族連れにレストランで割引をするなど、知恵を出している自治体はある。いいところを取り合って、皆が家族のすばらしさをより深く感じ、絆を強めていけたらいいと思う。

 核家族だけじゃなく祖父母や叔父叔母、いとこが集まれるコンサートなどもいい。今の時代に合った家族の絆をつくり、地域社会を再生するのに、「家族の日」は大きな力になるんじゃないか。

 ――少子化対策として、なぜ必要なのですか。

 家族は社会の基礎単位。その絆の中で人の心が育っていく。出生率の数字も大事だけれど、まず心を大切にしていかないと。経済支援や環境整備をしても、枝葉をつなげたような対策で大きな幹にはならないと思う。

 家族って、多様で複雑で、角突き合わせなければいけない場面もある。そこで相手の良くない部分も許し、受け入れ合うことを学び、成熟していく。そこから愛も始まるが、その体験がない人は愛するってこともわからないまま大きくなってしまう。

 ――それで提案を?

 うちの曾祖父は、大きな台風で周りの家がどんどん水浸しになっていくとき、屋根の上に上って、「あそこの家に小さい子がいる。畳上げるの手伝ってやれ!」って号令出してたそうです。

 こうした家の物語はすごい宝。だけど今、テレビに占領されてだんらんもなく、ちゃんと伝えていない。家族の言葉と物語を伝えていかないと個性豊かな人間は育たない。そこに気づきましょうというのが提案理由です。

 ――国民運動には反発も出るのでは。

 主体は政府ではなく、自治体とマスコミ、いろんな業界、それぞれの店が、家族や愛し合うという価値をアピールする。やるのは皆さんです。



≪ここから樋口氏の返事だと思われます≫

 ――「家族の日」の提案をどう思いますか?

 また出てきた話ですね。少子化対策は「子育ては第一義的に家族の責任」ともうたっていますが、四半世紀前の家庭基盤充実政策も「子どもの保育としつけ、老親の扶養は第一義的に家庭の責任」と言っている。

 ――状況が似ていますね。

 「第一義的に」と言われれば確かにそうだが、その当時、全国に広がったのは、親孝行礼賛。介護をちゃんとする嫁の表彰です。一方で介護者がひと息つけるような具体的な施策はなかった。

 家族が変化していく中で、介護や育児を第一義的に担うには、社会の枠組みを変え、支える環境を整備しなくてはいけない。そんな意識が声になってできたのが介護保険であり、育児休業制度。保育所も増えた。

 当時、嫁表彰とともに出ていたのが、「家庭の日」を国民の休日にする提案です。そして今また「家族の日」。今の雰囲気では、これは性別役割分業を強化して「家族のために女は家事・育児を」ということになりかねない。

 ――少子化対策としていいのかどうか。

 もし制定するなら、「男性も残業しないで帰ろう」と呼びかける中身にしないと。本当は、毎日、早く帰れるのが望ましいのですが。

 国民は言われなくても、家族が大事だと思っています。世論調査を見ても、ほとんどがそう答えている。だけど大事にできない現状がある。それを変えるのが政治の力。

 ――本当に必要な施策は。

 私は、小泉内閣発足時に「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」の会長を務め、第一に「男も、女も仕事と子育てを両立できる職場改革」が必要だと提言しました。けれども職場改革はほとんど進んでいない。国民の意識を問う前に、ここを変えなくてはいけないと思います。


 家族の日 政府が六月に決定した「新たな少子化対策」の施策の一つ。「家族・地域の絆を再生する国民運動を展開する」とし、具体的には「家族の日」や「家族の週間」などを設け、家族だんらんや町内会などでの行事参加の機会にし、家族や地域の人々の相互の絆を深めるとしている。
by sakura4987 | 2006-08-05 12:09

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