★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆「富田メモ」報道への羽毛田宮内庁長官会見を報じぬ日経

はお言葉を靖国潰しに利用? (世界日報 06/8/16)


≪当事者の日経が黙殺≫

 昭和天皇がA級戦犯の靖国神社合祀(ごうし)に不快感を示されたとする「富田メモ」はその後、さまざまな論議を呼んできた。なぜこの時期の公表なのか、不快感はA級戦犯全員になのか、そもそもメモに信憑(しんぴょう)性があるのか。多くのメディアで今なお論じられている。

 そんな中に当の宮内庁はどう考えているかとの声があったが、羽毛田信吾宮内庁長官は八月十日の定例会見で「富田メモ」についての見解を語った。日経の第一報(七月二十日付)から二十日以上もたってからの公式見解である。

 羽毛田長官は「長官という職にあるものとして言えば、在任中のことを外に出していくことについては、よほど慎重でなければならない」と語り、「富田元長官も公表をお考えにならなかったと思う」「そうでなければ、陛下が長官にものが言いにくくなる」と語り、メモ公表に批判的な考えを示した(毎日、朝日十一日付)。

 これを日経はどう聞いたのか。だが、十一日付の日経紙面を見ると、どこを探しても長官会見が見当たらない。まさかと思ったが、まったく報じていないのだ。羽毛田長官はメモ公表、つまり日経の報道について見解を述べたはずなのに、当の日経が黙殺とは何とも不誠実である。都合の悪いことは知らしめず、なのか。


≪メモの解釈権を独占≫

 日経の「富田メモ」報道では驚かされることが少なくない。例えば、七月二十三日付の特集「富田メモ-意義と今後の検証」で「公表するに当たり、日本経済新聞はその筆跡、内容などを詳細に分析し、現代史の専門家の意見も聞いた」とし、作家の半藤一利氏と東大教授の御厨貴氏の対談を掲載しているが、御厨氏は何と「今日、実物を初めて見た」と述べている。

 半藤氏は週刊誌上で「掲載の二十日ほど前に手帳を見せてもらいました」と語っており(週刊文春八月三日号)、意見を聞かれただけらしい。では「富田メモ」はいったい誰が責任をもって「詳細に検証」したのか、さっぱり分からない。

 日経は七月二十五日付まで「昭和天皇の言葉/富田メモから」、八月七日付まで「昭和天皇との10年/富田メモから」をいずれも五回連載したが、検証というよりも富田氏が昭和天皇に信頼されていたとする“実証”の記述が目立ち、メモの信憑性の裏付けに利用している感がぬぐえない。

 かつてマルクスやレーニンの言葉の「解釈権」を握っていたのがソ連共産党や国内では日本共産党だった。他の誰にも「解釈」を許さず、それをもって自らの正当性を主張したわけだが、日経のメモ報道はこれを彷彿(ほうふつ)とさせる。

 これではいくら日経が「今後も史料としての価値を検証し、随時、報道していきます」(七月二十三日付)と言っても、信頼を置くことはできまい。

 この日経連載で京都産業大学教授の所功氏が「メモの表現がはたして陛下のご発言のままなのか。富田氏の受け止め方に問題はないのか。他の資料とつき合わせて検証する必要がある。結論を急がず慎重に解釈を深めたい」(七日付)と述べているが、日経は最初から「A級戦犯靖国合祀/昭和天皇が不快感」(七月二十日付)と結論付け、「解釈」を独占しようとしてきた。


≪産経が「中経」と批判≫

 ここから日経は昭和天皇の言葉を政治利用しようとする“確信犯”なのではないか、そんな疑念が浮かび上がってくるのだ。

 産経五日付に評論家の潮匡人氏は防衛白書を報じた一日付各紙を論評し、日経だけが自国の防衛よりも対中関係に配慮していると驚き「これでは日経ならぬ中国経済新聞である」と断じ、「富田メモ」スクープにも通じる編集方針ではないか、との疑念を呈している。

 つまり、「富田メモ」の政治利用とは首相の靖国参拝をやめさせようとする日経の親中路線の表れではないか、との疑念である。

 こうした疑いは、日経の杉田亮毅社長が四月に訪中し中国の唐家★(★=王へんに旋)国務委員と会談しながら、その事実を日経がまったく報道していないことで一層深まる(産経四日付)。

 唐国務委員は席上、日本のメディアが中国の対日政策を日本国民が正しく認識するよう導くことを期待すると述べたという(産経によると新華社電)。

 仮に「富田メモ」報道がその一環なら、これはスクープどころか、それこそ中国経済新聞の証しとなる。日経はこの疑いも黙殺するつもりなのだろうか。
[PR]
by sakura4987 | 2006-08-16 09:23

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987