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◆反米路線ベネズエラ 非常任理事国へ支持集める 米国の反対も逆効果? (産経 06/8/18)


訪問先のジャマイカで、ミラー同国首相(左)と合意文書を示すチャベス大統領=14日(AP)


 2007年からの国連安全保障理事会の非常任理事国に強硬な反米路線をとるベネズエラが立候補、積極的なロビー活動を展開している。危機感を強める米国は対立候補のグアテマラへの支持を明確にしているが、南米の多くはベネズエラ支持を表明。

 米国の米州地域での影響力低下が指摘されるうえ「米国が反対すればするほど途上国がベネズエラ支持に傾く」(国連外交筋)という状況で、10月に行われる国連総会での選挙の行方が注目される。

 「キューバが非常任理事国メンバーだったときを思いだす。建設的な議論を戦わせるのと非建設的な行動は別のもので、ベネズエラ(の安保理入り)が有益とは思えない」。

 米国のボルトン国連大使は7月末、記者団にこう述べ、ベネズエラの非常任理事国入りに反対する姿勢を明確にした。

 反米強硬派のチャベス・ベネズエラ大統領は、米国が敵視するキューバ、イランとは親密な関係があり、「安保理ではイランの代理人になる」(米メディア)と警戒されている。

 こうしたベネズエラの動きに対し、米国は中南米地域から名乗りを上げているもうひとつの候補国、グアテマラを「内戦を経て民主国家に成長した」として、支持する姿勢をみせている。

 米国連代表部のチャン副報道官は、「グアテマラは小さな国だが、コンゴなど複数の平和維持部隊に要員を派遣している。ベネズエラは現在もこれまでも、こうした貢献をしていない」と述べ、国連への貢献度に違いがあると指摘する。

 非常任理事国の選出では、アジア、アフリカなど各地域グループが選挙の前に候補国を調整するが、調整がつかない場合はそのまま総会の選挙に臨み、先に3分の2以上の賛成を得た国が非常任理事国に選ばれる。

 過去に4回非常任理事国を務めたベネズエラと、まだ一度もないグアテマラは、現在「互角の戦い」(国連外交筋)とされている。それだけに、今回の選挙について米国では、「米国に対する南米の住民投票」(ニューヨーク・タイムズ紙)と位置づける向きもある。

 しかし、同地域では近年、左派・中道左派政権が相次いで誕生するなど“米国離れ”が進んでおり、実際、アルゼンチン、ブラジルなど南部共同市場(メルコスル)加盟国や、多くのカリブ海諸国は、すでにベネズエラ支持を公式に決定している。 

 ベネズエラのアリエス国連大使は「この地域で米国の圧力にさらされることを望む国はない」と「米国の影響力低下」を示唆する。

 南米の国連外交筋は、「米国は拒否権を持ち、英国という強い味方もいる。安保理内での権力は絶大で、ベネズエラのメンバー入りに過敏になりすぎている」と指摘する。

 そのうえで、「総会での選挙に勝つには先進国より(加盟国の大多数を占める)途上国の支持がより重要」と述べ、米国の反対に比例するかのように、途上国の間で、ベネズエラへの支持する声が高まる傾向があることを指摘している。

                   ◇

 ■露など次々歴訪

 チャベス大統領は7月下旬からの外遊でロシア、イラン、ベラルーシなど反米色の強い国も訪問している。

 ロシアではプーチン大統領から戦闘機の供与を取り付けたほか、エネルギー開発協力にも合意した。

 一方、アフリカのマリ、ベナン訪問時には、国連安保理非常任理事国入りへの支援を求める代わりに、多額の投資や石油関連製品の供給などを約束した。

 また、大統領は今月21日から9月1日にかけてもマレーシア、中国、アンゴラを訪問する予定だ。
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by sakura4987 | 2006-08-18 11:55

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