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◆「課題図書に偏向」と主婦団体抗議 (世界日報 06/8/22)


北九州市・男女共同参画センター主催の読書感想文コンクール

 北九州市の男女共同参画センター「ムーブ」が主催する第四回「ジェンダーの視点で読む読書感想文コンクール」に、地元の主婦団体が「課題図書に、女性が立ちションをしてもよいとか、夫婦別姓もよいと受け止められる内容があり、子供の躾(しつけ)にマイナス」と異議を申し出た。読書感想文のスタイルを取りながらも、問題点の多い女子差別撤廃条約と男女共同参画基本法が“二人三脚”で、子供に特定の思想を押し付けている典型的なケースといえる。


≪■メスの犬だって立ちションする ≫

「子供の躾に困る」

夫婦別姓・中絶の自由・シングルマザーを積極肯定

 主催者はホームページ(HP)で<「ジェンダーの視点で読む」とは、その「男らしさ」「女らしさ」「性役割」を問い直すことであり、そのことを通じて、女性も男性も「自分らしく」生きることの大切さに気づくことを期待するものです>と説明。

 感想文は全国の小中学生を対象に十月二十日まで受け付け、優秀賞受賞者には図書カードなどを贈呈。北九州市教育委員会、福岡県教育委員会、NHK北九州放送局が後援している。

 課題図書は十冊。女性科学者中村桂子氏の評伝、ノルウェー初の女性首相グロ・ブルントラント氏などいずれも女性が主人公の作品がほとんど。

 また、『虫めづる姫ぎみ』や『サンタのおばさん』は、男女の性別役割意識がテーマだ。

 「日本の心を育む主婦の会」(代表、森カズエさん)が問題とした課題図書は、『みんなちがって…~未来へ伝える「男女共同参画」~』と、『世界中のひまわり姫へ 未来をひらく「女性差別撤廃条約」』の二作品。

 『みんなちがって…』は「ムーブ」が企画した「未来へ伝える『男女共同参画』<絵本・音楽物語>創作コンクール」の子供部門の最優秀賞作品。絵と文章は、福岡県の伊藤美希さん(当時九歳)が書いた。

 同コンクールの審査委員長を務めた赤松良子・国際女性の地位協会会長は、「いまだ多くの人々の意識に根強く残る固定化された男女のイメージを、ユーモアに富んだ発想でなぞときタッチの語りの手法、そして簡潔でリズミカルな言葉とカラフルな色使いによって、多様な男女のイメージへと変換して描き出してくれました」と絶賛。

 英訳が付き、明石書店から今年出版されている。

 主婦の会が看過できないとしたのは、犬が立っている後ろ姿を描いた後に「立ちションしているパールさん。メスの犬だって立ちションするんだね」という説明と絵。「これでは、女性が立ちションしてもOKという内容。マナーとしておかしい!」と抗議したが、ムーブ側は「それは、あなた方がそう受け取っただけのことでしょう」と反論したという。

 また、『世界中のひまわり姫へ』は、一九七九年、国連総会で採択された「女子差別撤廃条約」の前文から第一六条までを、オールカラーの絵本形式で紹介した作品。

 この作品もムーブが平成十年に主催した「女子差別撤廃条約」名訳コンクールの入賞作品で、著者は朝日新聞記者の小笠原みどり氏。

 本の冒頭に、この条約の特徴は、女性に対する差別をなくす範囲が、公的分野だけではなく、家庭生活という私的分野にまで及んでいる点に言及、<伝統や文化、慣習・慣行に根をはる男女の性別役割分業をなくし、「自分らしく」生きていける社会にしようと言っている点>とうたう。

 作品は、女性が男性に虐げられてきたという視点で描かれている記述が目立つ。

 主婦の会が、問題としたのは第一六条婚姻・家族関係における差別の撤廃に関する次のくだりだ。

 「結婚はしてもいいし、しなくてもいいのです。(略)相手の人と同じ名字にするかどうかは自由。子どもを産むか、産まないかも自分で決めましょう。結婚していなくても、お父さんがいなくても、生まれた子どもは同じように宝物」

 森代表らは、「夫婦別姓が良い、と推奨する表現があるが、これは日本国内でも異論が多く法制化されてもいない。さらに堕胎の自由を認めたりシングルマザーも問題ないという本を、十分な価値判断ができない子供に薦めるのは極めて問題」と抗議したが、ムーヴは、国際条約を批准すると国内法に優先すると憲法(九八条=条約の遵守義務)に書かれていることを根拠に、文章の正当化を主張し、物別れに終わった。


≪■北九州市で行政主導の「偏向教育」≫

「男女共同参画基底論」教育現場に浸透

 これまで偏向教育は、旧社会党系か日共系の左翼教職員組合の十八番(おはこ)だった。それが今では、行政がお株を奪っている。北九州市の男女共同参画センター「ムーブ」が進める子供向け読書感想文は、その典型的なケースのようにみえる。

 「女性差別撤廃条約の研究・普及を通じて、女性の地位向上に貢献した国内外の個人を表彰する」目的で設立された赤松良子賞を受賞しているムーブ所長、三隅佳子氏(当時)によれば、ムーブはこれまでに一般公募の市民による女子差別撤廃条約の研究会を発足させ、条約を勉強。さらに日常生活の中で条約を使ってみようと取り組み、その成果『わかる!使える!女子差別撤廃条約ガイドブック』を発行。

 その後、さらに多くの人に条約を知ってもらうアイデアとして、名訳コンクール「あなたのことばで伝えてください-女子差別撤廃条約」を実施した。最優秀作品『お母さんが語る「女子差別撤廃条約」』は二〇〇〇年女性会議に合わせて英訳。さらに、優秀賞『世界中のひまわり姫へ』も、童画を付けてポプラ社から刊行された。

 伊藤さんが書いた『みんなちがって…』も、日本国憲法、国連女子差別撤廃条約、男女共同参画社会基本法、北九州市の男女共同参画条例を「創作の基本テキスト」とするコンクールに出された作品だ。

 フェミニストの講演ならば、保護者も警戒するだろう。だが、読書感想文というスタイルを取り、一、二万円の図書カードや記念品が出るとなれば、子供たちは感想文を書こうと思い、親も勧めるだろう。

 その時「ジェンダーの視点で読む」というフィルターが掛かると、子供たちは当然、そのことを念頭に置いた感想文を書く。

 「性別役割分担を尊重すべきだ」という考えを持っていたとしても、あえてそのように書かないだろう。出しても入賞の見込みはないからだ。結果として子供たちは意識するしないにかかわらず、自らの考えを”修正”したり、「古い考え」と捨てて、主催者に「阿(おもね)る」感想文を書く子供も生まれる可能性がある。

 実際、以前のムーブが行った読書感想文コンクールで『花埋み』の感想文で最優秀賞を受けた中学二年の女子生徒は、こんな文を書いている。

 「この物語で私が一番心に残ったのは、(略)ただ一つ、次の文でした。

 『吟子は自分が男から受ける側の女という性であることを今改めて知った』

 私はこの文を読んだ瞬間、頭の中が真っ白になり、何かにつきさされるような、そんな感じがしました。女性のすべてがけなされているようなそんな感じがして、とても悔しさでいっぱいになりました」

 同じく、『世界中のひまわり姫へ』の感想文で佳作の小学校六年の女子も「私には弟がいて、よく兄弟ゲンカをします。

 その時、『女の子だからけってはだめ。』と怒られます。たしかに、けるのはいけないことだけど、『女の子だから』というのはおかしいし、どうして弟には言わないんだろうと思います。でも、この本を読んで、こういうことは、女性差別になることが分かりました」と書き、最後は「私はこの(女子差別撤廃)条約の事を、まわりの友達に教えてあげようと思います」と結んでいる。

 同条約は「性に基づく区別、排除又は制限」はすべて差別だとし、差別となるあらゆる慣習・慣行の修正・廃止を要請。男らしさ・女らしさなど性別の違いからくる性別特性論を徹底的に排除した過激なもの。米国はこの条約を批准すると憲法を修正する必要が生まれることから、「フェミニズム十年戦争」と呼ばれる激しい論争を展開して批准しなかった。だが、日本では「行政の中にいたフェミニストと特定の女性政治家とNGOとが連携して、ぎりぎりのところで署名にこぎつけた」(河野貴代美著『“ポスト”フェミニズム』より)という。

 この条約に効力を持たせる流れの中で成立した男女共同参画社会基本法の影響で、小中学校では男女密着授業や過激な性教育が浸透する一方、大学ではジェンダー学や女性学を必修科目としている学部も増えている。

 そこでは多くの教員が「区別は差別」「近代的結婚は女が家事とセックスの奴隷になること」「中絶は女性の基本的人権だ」などと教えている。

 参議院議員の山谷えり子氏によれば、中部地方にある芸術系大学の試験でもこのような内容が出て、ある女子大生は答案用紙に「そうは思わない」と記したところ、担当教授は、この女子大生に単位を与えなかったという”非学術的”な出来事も起きている。

 かつて広島では急進的な運動団体が、同和教育がすべての教育の根底にあるべきだ、とする「同和教育基底論」を主張し、教育界がこれを容認してしまった結果、子供の学力が低下し、学校が荒れた。

 今、これと同じ論理で、「男女共同参画基底論」が教育現場や子供をターゲットにしたイベントを通じて、徐々に浸透していることを看過してはならない。
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by sakura4987 | 2006-08-23 15:19

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