★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆【断】不妊治療の現場で養子の勧めを



 厚生労働省は8月26日、少子化対策の一環として、不妊治療のうち健康保険が使えない体外受精と顕微授精に対する公的助成を拡充することを明らかにした(27日付産経新聞)。

 日米の不妊治療現場を取材したことがある。アメリカ取材ではどんなテーマでもいつも何かに驚かされるのだが、この取材でもっとも驚いたことは、治療のかわりに養子を勧めることだった。

 アメリカは統計で現実をみようとする国だが不妊治療でも同じである。クリニックではまず、年齢別の1、2回めの成功率を統計でみせる。35歳をすぎると卵子の受精能力が「ガクッ」と落ち、40歳になると「ガクッガクッ」と落ちることを数字はシビアに語る。

 治療結果を行政に報告する義務があり、全米平均よりもいい数字を得ようとするクリニックは無益な治療は勧めない。といって、ただ子供をあきらめなさいとはいわずに代案を示す。その時「不妊治療にかかるのと同じ金額を使って確実に子供を手にいれる方法は養子です」という。なんと合理的な台詞か。

 と、取材先のクリニックの38歳の看護師さんも1回も不妊治療を試さずに養子をとったという。不妊治療1回分のお金しかなかったからだが、それだけではない。「私たち夫婦がほしいのは子供です。自分の血をひいた子供でなければならない理由はありません」。なんと懐の広い台詞か!

 しかし、日本人とてこのように思っている夫婦は少なからずいる。厚生労働省にいいたい。経済援助に異論はない。が、不妊治療の現場で養子を勧めるくらいの、日本人の懐の広さを示す行政指導をお願いしたい。
[PR]
by sakura4987 | 2006-09-01 16:55

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987