◆署名活動:「終身刑の創設を」 アルベルトさん、オートバイで全国行脚 /長野
(毎日 06/9/3)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060903-00000108-mailo-l20
仮出所のない終身刑の創設を求めてオートバイで全国を巡っている京都市のストッキ・アルベルトさん(50)=イタリア出身=がこのほど県庁を訪れ、署名活動への協力を呼び掛けた。
アルベルトさんは04年5月27日未明、宮崎市内の自宅を放火され、妻公子さん(当時46歳)、二女友理恵さん(同12歳)を亡くした。放火した近所の男は05年6月、放火殺人罪で無期懲役判決を受けた。
男には複数の服役経験があった。「再犯罪者の手で命を落とした」と考え、「終身刑の法律を成立させたい」「犯罪被害者の権利と人権を認めてほしい」と05年7月から全国行脚を開始。今年5月までに4万5000人の署名を集めた。
6月から2周目をスタートし、オートバイの走行距離は約6万6000キロに達した。署名は法相に提出したい考えだ。
県庁で会見したアルベルトさんは「バイクに乗っていると、友理恵が後ろに乗っていると感じることがある。妻がいないと大きな穴が開いた感じ」と話し、「無期懲役と終身刑の違いを分かってほしい。終身刑の法律が出来るまで活動したい」と訴えた。連絡は携帯電話(090・2505・1210)か、メール(minervai@rhythm.ocn.ne.jp)へ。