★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆米国の国家安全保障会議 (産経 06/9/18)


【風を読む】論説副委員長 中静敬一郎

 米国の国家安全保障会議(NSC)を過去6年間で2回訪問した財団法人「ディフェンスリサーチセンター」の上田愛彦専務理事(元陸将)にとって、印象深かったことは、NSCが横断的かつ実効性に富む組織だったことだ。

 1947年、国家安全保障法により、安全保障問題に関する大統領の最高顧問機関として設置されたNSCの任務は、国家安全保障政策の調整、大統領への助言、政策の立案などだ。スタッフは約200人。軍事を中心とする安全保障の専門家集団である。

 メンバーには各省選抜だけでなく、大学の研究者もいる。軍人も安全保障政策に通じた人たちをピックアップしている。国家安全保障のプロフェッショナルを、国が目にみえない形で養成している。

 出身母体がさまざまなスタッフと意見交換した上田氏が気付いたのは、彼らがNSCで働くことを誇りにし、国家のために尽くすという使命感の強さだった。

 ホワイトハウスと敷地をまたいで隣接するNSCは、地下通路で大統領執務室とつながっている。

スタッフは大統領の要請があれば、いついかなるときでも、執務室に駆け込み、的確な助言をしなければならない。大統領と近いがゆえに常に実効性を問われ、それを貫徹する組織なのである。

 20日に誕生予定の安倍晋三自民党総裁は日本版NSC構想を打ち出している。だが、これを機能させることは並大抵ではない。 

 20年前に設置された内閣安全保障室もNSCを参考にしたものだ。現在は安全保障担当の内閣官房副長官補の下に97人がいる。

 だが、ほとんどは1、2年で出身官庁に戻る。スタッフの目はそこに向いている。縦割り行政の弊害は是正されないままだ。安倍氏にとっては、仏を作ること以上に魂をどう入れるか、である。
[PR]
by sakura4987 | 2006-09-18 17:12

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987