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◆農民の自殺止まらず (世界日報 06/9/20)


借金苦、5年で死者9千人 経済自由化のしわ寄せ・インド

 インドで借金を苦にした農民の自殺が止まらず、有効な対策を打ち出せない政府に批判が強まっている。犠牲者は今年だけで八百人以上。マンモハン・シン首相は七月、自殺の多発地域を訪問し、借金の利子滞納分の帳消しなどの救済策を発表したが、焼け石に水で、自殺者は増え続けている。

 死者は過去五年間で九千人を超えた。自殺はマハラシュトラ、アンドラプラデシュ、カルナタカ、ケララの中部以南四州で目立ち、収支構造の悪化が著しい綿花栽培農家に集中している。

 アンドラプラデシュ州の地区当局者によれば、八月十九-二十二日の四日間だけで地区内の九つの村で九人が農薬を飲んで自殺した。貸金業者などから日本円で二十万-四十万円程度を借金したが、返済のめどが立たなかったとみられている。

 連邦政府は八月、今年の同州における自殺者を十一人と国会で報告した。だが、時事通信が同州の複数の地区当局者を対象に行った聞き取り調査では、八月の時点で、自殺者は州の全二十三地区中五地区に限っても四十三人に上っている。

 自殺が多発する背景には、かんがい設備の不足や綿花の価格下落、それと反比例して上昇を続ける生産コスト、コメやサトウキビなどに比べて大幅に低く抑えられた関税など、多くの要因が絡み合う。農家は構造的な赤字に陥り、仕事を続けるために高金利の借金を余儀なくされる。

 地元記者は、各州でこの数年間、当局による綿花の独占的買い付け制度が廃止されたことが綿花の大幅な価格下落を招いたと指摘。「バランスを欠いた経済自由化政策のしわ寄せだ」と批判した。

 アンドラプラデシュ州北部のプリギラ村で綿花を作っていたクマラ・レディさん(当時五十五歳)は二○○三年二月に命を絶った。残された妻マンダラさんは年老いた両親と三人の子供を抱える。マンダラさんは「政府がわたしを救ってくれるよう祈っています」とだけ述べた。
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by sakura4987 | 2006-09-22 16:35

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