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◆ヒラリー米上院議員 大統領選に向け準備着々 (世界日報 06/9/20)



夫の人脈と組織力を継承 抜群の人気と資金力

 米国は十一月の中間選挙に向けて政治のシーズンへ突入しているが、二〇〇八年大統領選への関心も高まりつつある。とりわけ注目を集めているのはヒラリー・クリントン上院議員で、民主党からの大統領選出馬の兆候が強まりつつある。

 ヒラリー・クリントン上院議員(民主、ニューヨーク州)は十一月に再選を控えている。上院選では、ヒラリー議員は楽勝が予想され、再選はほぼ確実視されている。にもかかわらず、ヒラリー議員は再選の戦いに異常なほど力を入れている。

 議会選に必要とされる額を大幅に超過する選挙資金を集めつつある。三十人以上のフルタイムの選挙スタッフを雇い、十人以上の政治コンサルタントを使って全米規模のダイレクトメールによる広報基盤を準備している。

 どう考えても単なる上院再選の準備だけとは考えにくい。ヒラリー議員は間違いなく二〇〇八年に焦点を当てているというのが、大方の選挙分析家の見方だ。

 ヒラリー議員の大統領選出馬を促す要因には事欠かない。夫のビル・クリントン前大統領は民主党内では最も傑出した政治戦略家の定評を確立している。

 全米の各界各層にまたがる人脈のネットワークも民主党内では比肩する者がいない。その人脈と組織力が、ヒラリー議員に引き継がれることになる。

 民主党からは十人以上の政治家が大統領選出馬に意欲を見せているが、ヒラリー議員の人気、資金力はその誰をも上回っている。

 タイム誌が八月に実施した世論調査では、ヒラリー議員の好感度は53%で、民主党有力者の間ではアル・ゴア氏(49%)、ジョン・ケリー氏(45%)などを抑えてトップだった。

 ヒラリー議員の集金力も抜群で、今年の第一四半期だけで六百万㌦を集め、他の候補者は足元にも及ばなかった。ヒラリー議員は現在、三千三百万㌦の選挙資金を集めている。

 三分の二を中間選挙に支出するにしても、一千万㌦以上は大統領選挙へのスタート資金に残る見込みだ。

 ブッシュ大統領の支持率は、イラク戦争の泥沼化、ガソリン価格高騰、先行き不透明な米経済などが重なり、30%台を低迷している。クリントン夫妻が今こそホワイトハウス奪回のチャンスと考えても不思議ではない。

 同夫妻にとって、セックス・スキャンダルの弾劾問題で攻撃を受けた一九九〇年代の雪辱を果たす最高の道は、国民の支持によりホワイトハウスに返り咲くことだ。

 夫婦それぞれが大統領を経験するという米国史上恐らく空前絶後の快挙を成し遂げ、歴史に名をとどめたいという野心もある。

 二〇〇八年大統領選の予備選挙が始まるのは、アイオワ党員集会がある同年一月だ。しかし予備選挙の日程はかつてなく早期集中型になっており、候補者は例年以上に早く出馬を表明し、資金、組織を準備する必要がある。

 ヒラリー議員も遅くとも来年春には出馬するかどうかを公表するとみられる。

 ヒラリー議員出馬の条件は整っているが、大統領選を勝利できるかどうかは別問題だ。ヒラリー議員を阻む障害は多い。米国民の多くは、ヒラリー議員をビル・クリントン氏以上に左寄りとみている。

 それを意識してか、イラク戦争などで保守的立場を打ち出しているが、「人気取りのためにはなりふり構わない」というイメージも付きまとっている。

 ヒラリー議員は有権者の間に熱烈な支持か熱烈な反対かいずれかを引き起こす強い個性を持つ。中間はあまり存在しない。これは熱烈な活動家が牛耳る民主党予備選の勝利には有利だが、中道層の取り込みが勝敗を左右する本選挙戦では不利だ。

 またいかに有能でも女性大統領の誕生には、まだ米国民の多くが抵抗を感じている。米国民の多くはまだクリントン・スキャンダルの記憶を引きずっており、それがヒラリー議員の足かせになっている。

 これらのマイナス要因をどう乗り越えるか、ヒラリー議員とそれを支えるクリントン前大統領の政治手腕にかかっている。
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by sakura4987 | 2006-09-22 16:39

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