◆英仏が対イラン制裁案提示、核物資・資金の移転禁止 (読売 06/10/25)
イラン核問題をめぐり、国連安全保障理事会常任理事国の英仏はドイツと共に24日、対イラン制裁を盛り込んだ安保理決議案の草案をまとめ、米中露に提示した。ロイター通信が報じた。
草案は、イランの核および弾道ミサイル開発に寄与する物資移転や技術協力を禁ずることを柱とし、核や弾道ミサイル開発に携わるイラン関係者による国際金融取引停止や渡航禁止も盛り込んでいる。
しかし、イラン南西部ブシェール原発に対するロシアの支援は例外とし、ロシアが引き続き建設に協力することを認める内容。同原発への建設協力に巨額の利益を見込むロシアが、拒否権を発動しないよう配慮している。
ただ、ブシェール原発の例外化に難色を示す米国の立場も踏まえ、ロシアが計画する同原発への濃縮ウラン燃料の供給は制裁措置の対象にするという。
草案では、このほか、国際原子力機関(IAEA)が途上国向けに行っている平和利用促進のための技術協力もイランに対しては停止するとしている。

