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◆【社説】北朝鮮のスパイが白昼堂々とソウルを闊歩している (朝鮮日報 06/10/27)


http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/27/20061027000009.html

 国家情報院がスパイ容疑者5人を逮捕し、捜査している。これら容疑者の中には民主労働党の前職・現職の幹部2人が含まれる。

 彼らは1985年にソウル米国文化院前の座り込みや1987年6月の違法デモの前科があったが、後に民主化運動に貢献したと評価され、それぞれ約4000万ウォン(約500万円)、 900万ウォン(約110万円)の補償まで受けていた。

 今年7月に逮捕された北朝鮮の対南工作員チョン・ギョンハクは北朝鮮が現在、朝鮮労働党中央委員会傘下の「35号室」、「統一宣伝部」、「対外連絡部」、「作戦部」、人民軍総参謀部傘下の「偵察局」、「国家安全保衛部」の計6カ所の対南工作部署を運営していると供述した。

 そのうち「35号室」は、1996年に金正日(キム・ジョンイル)総書記の「イスラエルのモサドのような小さくて強固な組織を作れ」という指示によって作られた部署だという。これは太陽政策にもかかわらず、北朝鮮の侵入スパイが減っていなかったことを示す証言だ。

 しかし金大中(キム・デジュン)政権下の1998年以降、韓国の捜査機関が捕らえたスパイの数は、摘発された者と自首した者を合わせ、年平均4人ほどにとどまっている。

 ドイツが統一する前、東ドイツの情報機関シュタージが西ドイツに潜入させたスパイやスパイに積極的に情報を提供した協力者の数はおよそ2万?3万人に上った。

 東ドイツは共産党独裁政権の存続に危機感を持ち、東西対決の激しかった時期よりもスパイ工作に投入する予算や人材を大幅に増加させた。

 政界・経済界・労働組合・学界・宗教界・大学など西ドイツのあらゆる分野にスパイを浸透させ、東ドイツに有利な政策に誘導し、東ドイツ政権に批判的な勢力を排除して西ドイツの世論に亀裂を生じさせた。

 シュタージは東ドイツの肩を持ってこそ「進歩」という評価を得られる風潮のあった知識人社会に潜り込み、同調者をスパイに仕立て上げ、なびかない人々に対してはナチスに荷担した過去を暴露すると脅迫した。

 後になってブラント首相の側近秘書や与党社民党の院内総務、フンボルト大総長、数多くの政治指導者・将校・作家・科学者・外交官・記者・宗教人が東ドイツのスパイや積極的な情報提供者だったことが明らかになった。

 韓国で今回逮捕されたスパイ容疑者は、そのほとんどが40代初めの386世代(1990年代に30歳代で80年代に大学に通った60年代生まれの世代)の元活動家だ。

 彼らが活動した1980年代中後期は、「反米」と「自主」を教義のごとくあがめていた主体思想派が学生運動を掌握した時期だ。デモの現場では北朝鮮の放送そのままのスローガンを叫ぶことが日常化し、一部の主要運動家らは朝鮮労働党への入党を宣言した。

 その勢力の内部にいた人間や、彼らとさまざまな形で関係を結んでいた386世代が、今や国の要所要所で主導権を握っている。過去にこうした活動を行った同調者を北朝鮮がただ放置して見ているはずがない。国家情報院の責任は重大だ。


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◆「386世代」の元活動家3人、スパイ容疑で逮捕状 (中央日報 06/10/26)

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/26/20061026000017.html

 韓国国家情報院と検察は25日、民主労働党前中央委員のイ・ジョンフン容疑者(42)ら、386世代(1990年代に30歳代で80年代に大学に通った60年代生まれの世代)の活動家出身者3人に対し、北朝鮮の工作員と接触した容疑(国家保安法の面会・通信禁止規定違反)で逮捕状を請求した。

 国家情報院は24日、イ容疑者ら3人の自宅や事務所への家宅捜索を行い、容疑を裏付けるフロッピーディスクや写真などの物証を押収したという。国家情報院は、3人が中国などで北朝鮮の工作員の指示を受け、スパイ行為を働いていたかどうかについて調査中だ。

 逮捕状を請求されたのは、K大総学生会の「三民(民族統一・民衆解放・民主争取)闘争委員会」委員長出身のイ容疑者と、私立S大を中退したチャン某容疑者(44)、Y大総学生会学術部長を務めたソン某容疑者(42)の3人。

 1985年の米国文化院立てこもり事件を主導した容疑で実刑判決を受けたイ容疑者は、今年3月に中国で北朝鮮の工作員と接触し、指示を受けた疑いが持たれている。国家情報院はまた、3人のうちチャン容疑者が数年前に韓国当局の許可なく北朝鮮を訪問した容疑をつかみ、北朝鮮での行動について捜査している。

 3人は共に、1980年代に大学の総学生会などで活動した。チャン容疑者は1999年から、ソン容疑者とともにゲームソフト開発・アニメ制作会社のN社の経営に携わったが、2、3年前に会社を清算した。

 国家情報院はまた、3人のほかにも、386世代の活動家出身者で共謀した者がいるとみており、さらに捜査を進める方針だ。公安当局のある関係者は「関係者らへの捜査を行っている途中であり、具体的な容疑はまだ確認できないが、大規模なスパイ事件に拡大する可能性がある」と述べた。

 3人の容疑者は大学時代、与野党の活動家出身の政治家らと共に総学生会活動に携わり、一部の政治家とは最近まで交流があったことが分かっている。そのため、今後の捜査の進展によって、相当な影響が及ぶことが予想される。

 イ容疑者の家族は「ただ中国に家族旅行に行っただけで、北朝鮮の工作員と接触したことはない」と話した。民主労働党の朴用鎮(パク・ヨンジン)スポークスマンは「これまでに判明している限りでは、この事件は民主労働党の活動と直接関連はない」と述べた。
by sakura4987 | 2006-10-30 15:47

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