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◆金国情院長「政府内にスパイがいないと言えるのか」 (中央日報 10/31)


http://japanese.joins.com/article/article.php?
aid=81294&servcode=200§code=200

金昇圭(キム・スンギュ)国家情報院長の辞退をめぐる「陰謀論」「外圧説」は冷めやらない。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)の一部参謀らが386スパイ事件捜査の影響を意識して、金院長を退陣に追いやったというのが陰謀論の核心だ。

青瓦台はこれを強力に否認している。

それなら金院長はどうしてこの時点でスパイ事件を表ざたにしたのだろうか。国情院核心関係者は30日「金院長が信念に基づいて苦悩に満ちた決断を下した」と言った。

 国情院は今回の事件を昨年8月から1年以上内査しながらスパイ事件という確信を持つようになったといわれる。しかし令状請求時点をめぐっても内部で「時期尚早論」が出た。意見が食い違ったのだ。

 捜査を行ってきた大共捜査ラインを中心に「もう少し時間を置いて動態を綿密に察し、関連者を一網打尽にすることができるときに令状を請求しよう」と主張した。

しかし金院長は「今しなければならない」と令状請求を強行したというのだ。周辺では北朝鮮の核実験(10月9日)以後、展開されている状況を懸念、警戒心を吹き込むためだったと口を揃えて言っている。

 匿名を要求した政府関係者は金院長が「北朝鮮が核実験をしたのに政界の一部では米国責任論が出て、国民は事態の深刻性を感じない現象が起こっている」と慨嘆したと伝えた。

 幹部会議席上でも何度も「以前には分からなかったが、国情院に来てみたら我々社会の実像が深刻だということがわかるようになった。政府内に、いや国情院内にもスパイがいないとどうして壮語することができるか」という衝撃的なことを言ったと彼は伝えた。

対北機密情報を総括する国家最高情報機関の首長として、社会全般の緩んだ安保意識は黙っていられないという思いが、結局スパイ事件公論化につながったという解釈だ。

 金院長が要路を通じてそれなりに問題の深刻性を知らせようと思ったが、そのたびに伝えられず劇薬処方を使ったのではないかという観測もある。

金院長は政府、青瓦台の対北穏健派と少なくない摩擦をもたらしてきたといわれている。こうした過程で金院長は自分の交替の可能性を感知したようだというのが側近たちの話だ。

 最近、外交安保チーム改編の話が出て、一部マスコミに健康異常説が報道されたことに対して不快な心境を述べたという。自分が退く前にスパイ集団事件を公論化して国民の警戒心を悟らせなければならないと思ったという解釈だ。

 国会国政監査とかみ合って公論化するのに適切な時点だという点も決心を繰り上げた一要因になったという。

金院長は青瓦台が自分の辞退の意思を受け入れることにした後でも徹底的な捜査を強調している。国情院大共捜査局職員たちには「後日この事件が再び捜査対象になっても堂々としていられるよう証拠を確保して徹底的に捜査しなさい」と激励したという。


◆ 宗教的信念が敷かれてる=金院長は篤いキリスト教信者だ。ある側近は「北朝鮮核実験を見る金院長の視角にはキリスト教的召命意識がひそんでいる」とし「386スパイ事件に対する金院長の断固とした姿勢にはそうした宗教的信念が敷かれている」と伝えた。

29日の夕方にはソウル中央地検アン・チャンホ2次長夫婦をソウル内谷洞(ネゴクトン)院長公館に呼び、夕食をとった。金院長はアン次長が訪問したとき、公館前庭に作った小さな菜園でサツマイモを掘っていたという。アン次長は検察で今回のスパイ事件を総括指揮する現場指揮官だ。

スパイ事件を指揮する国情院と検察の指揮部が外で会ったのは異例のことである。
 

◆金昇圭国情院長=全南光陽(チョンナム・クァンヤン)出身でミッションスクールである順天(スンチョン)メサン高校を卒業した。
 ソウル大法学部を卒業した後、1970年、司法試験に合格、28年間検事として働いた。昨年7月、法務部長官から国情院長に異動した。1日も聖書を手放さない篤いキリスト教信者だ。保守性向の清廉な原則主義者という評価を受けている。
by sakura4987 | 2006-11-01 13:34

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