◆北「日本は6カ国協議に参加しないのがよい」 (中央日報 06/11/04)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=81449&servcode=500§code=500
北朝鮮外務省スポークスマンは4日、日本が6カ国協議に参加しなければ会談の効率性を高めるうえでも助けになる、と明らかにした。
スポークスマンはこの日、朝鮮中央通信との問答で「日本が6カ国協議に参加しなければ、それは非常によいこと」とし「参加人員(参加国)が少なくなるのは会談の効率性を高めるうえでも決して悪くはない」と強調した。
スポークスマンは、麻生太郎外相が「北朝鮮が核保有国の資格で6カ国協議に参加するのは認められない」と述べたことなどに触れながら、「われわれは一度も日本に6カ国協議に参加してくれと要請したことはない」と指摘した。
外務省スポークスマンは「われわれはこれまで日本が協議に参加することを歓迎してこなかったが、他の参加国との関係を考慮して適当に対応してきた」と語った。
彼は「6カ国協議に米国が参加する条件のもと、米国の一州と変わらない日本が地方代表として協議に参加する必要はない」とし、「米国から会談の結果でも受けていればよいのではないか」と皮肉った。
また「日本は新政権が発足したばかりで国内的にもやるべきことが多いはずだ。6カ国協議の場をしきりにのぞき込まず、自国のことに力を注ぐのがよい」と付け加えた。
一方、安倍晋三日本首相は1日、ミサイルと核、拉致問題が解決しないかぎり対北朝鮮制裁を解除しないという立場を明らかにするなど、6カ国協議の再開に関係なく対北朝鮮強硬政策を続けるという立場を明らかにした。
平壌朝鮮中央通信=聯合ニュース