◆民主 安倍検証チーム設置へ (NHK 06/11/04)
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/04/d20061104000012.html
民主党は、安倍総理大臣の総理大臣就任前の政治姿勢について、平成7年のいわゆる戦後50年決議を行った衆議院本会議を欠席したり、従軍慰安婦問題に対する日本政府の謝罪と反省を示した、平成5年の河野官房長官談話に否定的な見解を述べたりしていたとして、いわゆるタカ派色が強い政治家だと批判していました。
ところが、安倍総理大臣が、総理大臣に就任したあと、河野官房長官談話について「私を含め、政府として受け継いでいる」と国会で答弁していることなどを受けて、民主党は、安倍総理大臣の見解は、総理大臣就任の前とあとで異なっており、事実上、過去の見解を修正したものだとしています。
このため、民主党は、こうした点について国会での追及を強めたいとして、安倍総理大臣の歴史認識や外交姿勢の変遷を検証するための作業チームを、近く設置することになりました。
作業チームでは、安倍総理大臣の総理大臣就任前の発言と、就任後の国会での答弁などとの整合性について、細かく調査を進めたいとしています。