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◆沖縄県知事選挙 (メルマガ軍事情報)


 11/2に告示された沖縄県知事選挙ですが、はっきり申し上げて、普天間移設に決着がつくか否かというだけのはなしであり、国家レベルで騒ぐ意味合いはない気がします。

 もし移設ができないということなら、米軍は普天間を閉鎖し、海兵隊の撤収規模を増やすだけのことでしょう。米側は痛くも痒くもありません。

 すでに世界規模の米軍再編は予定通り進んでおり、その一貫となる在日米軍再編についても結論は出ています。「重要なのは横須賀と佐世保の海軍基地のみ。基本はハワイ・グアムへの部隊移動」ということですね。米軍にとって沖縄は、すでに戦略的要衝ではなくなっています。

 日米同盟と国防の現状を鑑みると、在日米軍の兵力が欠けるのは国益を損ないます。ですので、わが方が在日米軍基地の問題で大騒ぎするのは国益に反すると思います。

 国防当局は、少しでも多くの兵力を残してもらうため、種々の手段を講じるべきと思いますが、先方の軍事政策をこちらがコントロールするのは不可能でしょう。わが国は、在日米軍引き上げの動き・流れをこれ以上進めないようする。これだけに集中して動くべきではないでしょうか?

 わが国防の現状で、在日米軍がいなくなったとき、真っ先に戦火に曝されるのは沖縄です。そのことは沖縄の心あるエリートであれば肌でわかるでしょう。

 また、沖縄はわが自衛隊部隊の増強をいかに図るかを考えるべきでしょう。沖縄を中心とする南西地域はわが国の戦略的要衝でもあります。今後、自衛隊を増強して配備する意義は十分にあります。

 特に南西諸島への陸自部隊の駐屯は、シナけん制の意味からも必須と考えます。

 日本の国防と沖縄という観点を持つ候補者を、県民には選択頂きたいものです。


 ⇒志方俊之さん(予備役陸将[陸軍中将] 元北部方面総監)が「日本は平時には極端な中央集権国家だが、戦時になると地方分権国家になる」と指摘されています。地方自治体が国防にあたって多大な影響を及ぼすのは国家にとってよくありません。この現状は、国民の側から変えてゆく必要があると思います。

(参考「無防備列島」志方俊之 http://tinyurl.com/yb3szj )
by sakura4987 | 2006-11-06 08:23

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