◆奈良市、解同との交渉見送り申し入れ 長期病欠問題受け (朝日 06/11/06)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200611060038.html
部落解放同盟の役員だった奈良市環境清美部の元男性職員(42)=懲戒免職=の長期病欠問題を受け、市が、部落解放同盟奈良市支部協議会(市協)と年1回開いている団体交渉「セクション別交渉」を今年は見送るよう市協側に申し入れていることが6日、わかった。
元職員が解放同盟の地位を悪用していた疑いがあり、同和行政を見直すという。
セクション別交渉は市協の要望を市が聴く団体交渉のことで、毎年1回秋に開催。今年は今月30日に開く予定だった。原則、市の課長級以上が全員参加。市協が事前に要望を取りまとめ、市がこれに対して回答するという形で進められている。
市は今月中に設置する予定の「同和行政を真の人権行政にするための検討委員会」で同交渉のあり方について見直したいとして、市協に見送りを申し入れた。