◆【社会】日本大学生「韓国若者たちの情熱新鮮な文化に衝撃」
(世界日報 06/11/11)
「韓国の若者たちは本当に自由で熱情的です」
10日、ソウル延世大で会った日本法政大学国際文化学部学生13人が、この二月間、韓国の大学生らに会いながら、経験した感じだ。
彼ら自らが「秩序と規則を強調する日本社会で感じることができない自由奔放さと情熱的な雰囲気をこちらで満喫している」と語った。
一瞬、同じ年頃の韓国学生とは区分できないほどなじんだ容貌の彼らは、大学2学年の2学期には、義務的に4カ月間、外国生活を経験しなければならないという大学の方針により、9月に韓国にきた。
同級生250人余りの相当数が英語圏の国家と中国を選んだが、躊躇なく韓国を選択した「予備知韓派」たちだ。
彼らは日本ですでに本とドラマなどを通して、韓国文化を間接で経験したが、実際にソウルにきてみると、色違いの「文化衝撃」を感じていると口をそろえた。
韓国にくるやいなや、高麗・延世大の体育行事である「延高戦」を経験したという牧野愛子さん(20)は「先後輩が共に調和が取れて、母校を応援する躍動的な光景は日本社会では考えにくい文化体験だった」と語った。
特に南北問題は日本で考えたのと韓国で感じたのが大きく違うといった。
「日本では韓国、北朝鮮を別個国家と考えるのに、韓国に来てみると、講義室に韓半島全図がかかっていて、マスコミ、天気予報で北朝鮮天気まで紹介するのを見ながら『いつか統一がなるだろう』という気がします」
彼らは独島問題と靖国神社参拝など、敏感な質問にも若者特有の正直さでよどみなく答えた。
スグロ・ケイスケ君(19)は「国民はそのような問題にそれほど関心がないのに、日本政府が状況をそのように追い込んでいる」とし、「両国発展のために日本政府がささいな問題は、あきらめなければならない」と語った。
彼らは来年1月、日本に帰れば、周辺の知人らに韓国を知らせて、韓国人らと交流できる通路を作って、韓日関係発展のため「民間外交使節」の役割をすると考えている。