◆イスラエル首相「ガザ侵攻続ける」・大規模報復を宣言 (日経 06/11/16)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061116AT2M1600H16112006.html
米国訪問中のオルメルト・イスラエル首相は15日、パレスチナ・ガザ地区の武装勢力が発射したロケット弾でイスラエル南部スデロット地区の女性が死亡したことを受け「これは戦争だ。ガザ侵攻をやめない」と言明し、大規模報復を宣言した。滞在先のロサンゼルスでユダヤ人支援者を前に演説した。
首相は事件発生直後から夜通しでペレツ国防相と電話で対応を協議。15日夕、予定を繰り上げてイスラエルへの帰国の途に就いた。
首相同行のタージュマン首相補佐官は今後の展開について「首相はブッシュ米大統領と中東和平の新たなアイデアを協議したが、すべて台無しだ。イスラエルの国内世論が硬化し、パレスチナ側と和平合意を結ぶことが不可能になる」と指摘した。