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◆【地球だより】スパイたちの人権 (世界日報 06/11/18)


韓国から

 国連の対北朝鮮人権決議案に韓国政府が賛成票を投じた。不参加あるいは棄権で「見て見ぬふり」をしてきた北朝鮮寄りの今の政権としては“画期的”な出来事に違いない。だが、「もう一つの人権」の方は、最後までかばい続けるつもりらしい。

 先月、韓国社会に衝撃が走った三八六世代(一九九〇年代に三十代で八〇年代に大学に通った六〇年代生まれ)によるスパイ事件は、政界を巻き込んだ大型スパイ事件に発展するかとの声も聞かれたが、どうも捜査の仕方が「おかしい」という。

 初期の取り調べ段階から容疑者の横には弁護士が座った。公安事件で、しかも情報機関の取り調べでは世界でも例を見ないとか。弁護士たちは、「五十分聴取して十分休憩」という聴取が午後八時すぎまで続くのは人権侵害だと抗議したという。

 容疑者たちの身柄にも“特段”の配慮がされた。夜には警察の拘置所に移され、翌朝になるとまた情報機関に戻される。「昔、軍事政権時代に殴るける、一晩中眠らせず口を割らせた人権無視」はあってはならない、というのが理由だ。

 容疑者も人の子だから、人権は保障されるべきだろうが、「スパイの人権」ばかりが目立っていては、肝心の真相究明の行方が怪しくなるというものだ。

 東西ドイツ統一後の九九年、旧東独の秘密警察「シュタージ」が証拠隠滅し切れなかった書類から、対西独工作の驚くべき実態が明らかになった。

 解読された東独スパイ・リストには、西独の閣僚や与野党問わぬ政治家などおびただしい数の著名人が名を連ねていたという。

 今は「人権」で守られていたとしても、いずれ韓半島が統一されればスパイ容疑で摘発される大勢の韓国要人が出てくると、その道の専門家はみている。
by sakura4987 | 2006-11-19 11:40

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