◆中国遺棄毒ガス訴訟:来日の原告、控訴審で意見陳述 (毎日 06/11/23)
http://www.mainichi-
msn.co.jp/kokusai/asia/news/20061123k0000m040127000c.html
旧日本軍が中国に遺棄した毒ガスなどで戦後に被害を受けたとして、中国人13人が日本政府に賠償を求めて1審で勝訴した訴訟の控訴審の口頭弁論が22日、東京高裁であった。
来日した原告2人が「毒ガス被害は伝染するとの誤解から、子どもも差別を受けた」などと涙ながらに意見陳述。来年1月の次回弁論で国側が反論文書を出し結審する。
1審・東京地裁判決(03年9月)は海外の遺棄兵器被害を巡り初めて国の責任を認めた。