◆「小型タリバン国家」形成 パキスタン北部にとNYタイムズ (USFL 06/12/12)
http://www.usfl.com/Daily/News/06/12/1212_005.asp?id=51785
11日付のニューヨーク・タイムズは、アフガニスタン国境に近いパキスタン北部の北ワジリスタン地区で、アフガン旧政権タリバン残存勢力に同調する武装組織が国際テロ組織アルカイダなどとの連携を強化し、事実上の「小型のタリバン国家」を形成していると報じた。
同紙が米当局者やパキスタン情報当局者らの話として伝えたところによると、同地区は「(アルカイダなどの)外国兵を引きつける磁場」となりつつあり、自爆テロ志願者への訓練などが行われている。
対テロ掃討作戦を進めてきたパキスタン軍は9月、武装組織と和平協定を結んだが、同紙によると、武装組織は協定締結で同軍の攻撃が停止された状況を利用し、足場を固めているという。