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◆【言わせてもらえば】どっこい日本、ここにあり (産経 06/12/20)



 兵庫県加西市の北条鉄道は、全部で8駅、全長13・6キロメートル、片道23分のローカル線だ。昭和60年に旧国鉄から受け継ぎ、第三セクター方式で開業した。ここには「給与なし、通勤義務なし、制服あり」の駅長がいる。

 給金は出ないが、休日や手の空いた時間に顔を出せばよし。列車の運行にはタッチしないので資格も不要。だが、制服と制帽は貸与されるし、駅長の名刺もある。

 赤字続きの経営打開のため4月に公募したところ、20代から70代まで男女28人が集まった。駅の敷地内の緑陰で読書会を開いたり、駅舎で手打ちそばをふるまったり。

 「手弁当で駅の清掃でもやってもらえれば」という予想を大きく上回る活動ぶりだ。

 糖尿病でインスリン注射を打たなくてはならない患者は国内に60万人。子供も多く、小さな腕は注射の痕だらけだ。

 医療品メーカーのテルモの依頼で、東京・向島のプレス加工業、岡野工業は4年半をかけて痛くない注射針「ナノパス33」を開発した。

 針先の直径0・2ミリメートル、針穴は100分の8ミリメートルと世界で一番細く、蚊に刺されたほどの痛みしか感じない。

 先端を細くしすぎると薬を注入したときに抵抗が大きくなるが、針の内外径ともに末端が次第に太くなるダブルテーパー構造で解消。材料をロール状に巻き込んで加工することで量産化にも成功し、値段も70本で2100円にできた。

 注射針とボランティア駅長は新日本様式100選に選ばれている。新日本様式とは「文化や技術、心が生かされた日本ブランド」のこと。

 「世界に胸を張れるものを探そう」と経済産業省の旗振りで、民間企業や団体、個人で構成する協議会(理事長・中村邦夫松下電器産業会長)が選んだ。

 自薦・他薦254点の中から選ばれた53点はジャパンのJマークを付けることができる。

 ウォシュレット、カップヌードル、使い捨てカイロから、ドラム式乾燥機、電動機付き自転車に、ハイブリッド車。三井不動産の日本橋再開発や、JR東日本のスイカシステムまで、そのラインアップは多種多様だ。

 有名デザイナーや建築家など9人が最終選考したが、選にもれた企業などからの今後の会費徴収は難しく、来年3月に仏パリの三越エトワールで開催予定の展示イベントは、早くも資金不足が懸念されている。

 JASマークにJISマーク、グッドデザインのGマークに伝統工芸品マークまで、官製お墨付き印があふれるなかでJマークの知名度は低い。

 それでも、市民のために無償で汗を流す駅長や、患者の苦痛を軽くしようと試行錯誤する技術者は日本の誇りだ。

 日本はモノづくりでアジア諸国との競争に押され気味だが、アニメやゲームは、海外の若者に「クール」と評判だし、和紙や漆器など独自の伝統文化もある。

 省エネ技術や低公害車の開発でもいち早く成果を出した。「どっこい日本、ここにあり」をうまくアピールしてほしい。
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by sakura4987 | 2006-12-21 08:58

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