◆テヘラン市長派が圧勝 次期大統領選で有力 (東京 06/12/21)
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006122101000705.html
イラン全土で15日に行われた地方議会選で、全自治体の計約11万3000議席が21日確定した。
アハマディネジャド大統領派の候補は首都テヘラン市議会選(定数15)でも惨敗、次期大統領選への出馬が有力視されるガリバフ市長派が圧勝した。同市長は現大統領と同じ保守強硬派だが、核問題などでより現実的な路線とされる。
市議会には市長の選出権限があり、ガリバフ市長は再選が確実。ガリバフ氏は2005年大統領選では落選したが、大票田テヘランでの圧倒的な人気が証明されたことで、09年大統領選に再出馬すれば、アハマディネジャド大統領の強力なライバルになりそうだ。
最高指導者の任免権がある専門家会議選挙も地方議会選と同時に行われたが、大統領に近い保守強硬派は敗北。

