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◆【社説】交響楽団にまで及んだ社会主義的「平等病」 (朝鮮日報 06/12/29)



http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/29/20061229000048.html

 大田市民交響楽団の指揮者、咸信益(ハム・シンイク)さんが引退を前に本紙とのインタビューに応じ、「韓国のオーケストラは(平等という)不治の病を抱えている」と語った。

 咸氏は「技量の良し悪しに関係なく給与は年功序列により一律に決められ、実力や努力ではなく「わいろ」で取り入ろうという一種の社会主義システムで運営されている」とした。

 米国エール大オーケストラの常任指揮者を経て2001年に就任した咸氏は「街に出向く音楽会」、「サッカー音楽会」、「マーラー特集シリーズ」等の企画を通じ、大田市民交響楽団をトップレベルの人気オーケストラに成長させた人物だ。

 その咸氏が、音楽界からの高い評価にもかかわらず、団員との摩擦が原因で再契約を断念することになった。これを知った大田市民交響楽団後援会の会員が、咸氏の留任を求めてデモを行う騒ぎまで起きた。

 全国20にも及ぶ交響楽団のうち競争を通じた人材管理が行われているのは昨年財団法人となったソウル市民交響楽団しかない。

 ソウル市民交響楽団はストライキで対抗する団員らの反発を押し切って、厳格なオーディション制度と演奏報酬制度を導入した。

 その結果、1年に100回近く演奏会を行い、来場者15万人、収入23億ウォン(約2億9000万ウォン)を記録した。これには常任指揮者の鄭明勳(チョン・ミョンフン)氏の粘り強い闘いが実を結んだのだ。

 しかしその他の交響楽団では咸氏が指摘した通り、「意欲的に取り組めば『あの人なんなの』と、後ろ指を指される風土」に支配されている。

 ある交響楽団に務めた外国人指揮者も「練習するために楽譜を家に持ち帰る団員などほとんどいない」と嘆いたほどだ。咸氏の意欲も、結局こうした「韓国的平等主義」という厚い壁に阻まれてしまったのだ。

 人類史上もっとも平等を強調していた社会主義革命の宗主国・ソ連でも、芸術と科学だけには徹底した競争原理を適用していた。

 旧ソ連がボルショイバレー団、モスクワフィルハーモニー楽団など世界のトップレベルの芸術集団を維持できたのも、この分野に限っては徹底した実力主義を導入していたからだ。

 しかし資本主義経済の道をたどり、世界の10大経済大国にまで上りつめた韓国では、いつしか芸術の分野にまで競争という言葉に拒否反応を示す風土が形成されてしまった。

 こうした風土ゆえに、優秀と評価された教師に対し半年で16万ウォン(約2万円)程度の手当を与えるに過ぎない成果給制度にまで、全国教職員労働組合(全教組)が「競争により教育現場が殺伐とする」とし、拒否しているのだ。

 平等という標識で飾り付けられた道は、やがて没落へと進む道であるという歴史的事実も、この国には何の教訓も与えなかったようだ。
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by sakura4987 | 2006-12-30 09:58

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