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◆【産経抄】「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」



 (産経 07/1/5)

 仕事始めを絵に描いたようないでたちのサラリーマンやOLで、きのうの神田明神は終日、ごったがえした。オフィス街の丸の内や大手町に近いためもあるが、今年はなんと4日だけで約1500社の企業がお祓(はら)いを受けたという。

 会社経営者が、部下を引き連れ商売繁盛や従業員の安全を祈念して氏神さまにお参りする光景は、死語となりつつある「企業一家」という言葉を思いださせてくれる。

 だが、政府が検討しているあの制度が導入されれば、神田明神の風景も一変するだろう。

 あの制度とは、「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」。簡単に言えば、「管理職一歩手前」の事務系サラリーマンの残業代を企業は払わなくてもいい、という仕組みだ。

 旗振り役となった厚労相の諮問機関は、制度導入の見返りとして週2日相当の休日を義務づけ、一定時間を超える労働には、割増賃金を支払うとしている。

 自分で仕事の量や配分を決め、実績で賃金が決まる仕組み作りも必要だろうが、企業が新制度を人件費削減の道具に使う疑念は消えない。

 労働者の働き方は多様になっている、と凡庸な経営者やお役人は言うが、短時間で効率よく高い成果があがる仕事なんて小欄は寡聞にして知らない。

 額に汗して試行錯誤を重ね、一見無駄な時間とカネを使ってはじめて果実を得られる場合の方が多いのではないか。第一、残業代がカットされれば、士気にも景気にも響く。

 そんなに良い制度ならまず、霞が関から導入してみてはどうだろう。時間では成果を適切に評価できない業務に従事し、年収が高いという条件にぴったりだ。

 「官から民へ」範を示す絶好の機会でもある。まあ、お役人の味方である人事院がウンとは言うまいが。
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by sakura4987 | 2007-01-06 13:50

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