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◆シングル女性 米国で過半数 日本42% (産経 07/1/19)



 いまや米国女性の過半数は「シングル」-米国勢調査局がこのほど発表した2005年の国民の生活実態調査で、変わりゆく家族の形が明らかになった。

 「女性解放」が発展した先進国で進む男と女の“別離”。夫と一緒に暮らす女性は少数派に転落し、家族のイメージや社会政策のあり方も様変わりしそうだ。

 調査によると、同国の15歳以上の女性約1億1700万人のうち、夫と同居している女性は約5750万人。それを上回る約5990万人が未婚や離婚、死別、別居といった理由で夫と暮らしていなかった。

 米紙ニューヨーク・タイムズは16日、「51%の女性がいまや配偶者なしで生活」とこの調査を受けて大きく報道。非婚を選ぶ多くの女性の声を、前向きな生き方として紹介している。

 34年間の結婚生活の末に離婚した59歳の女性は「ある男性に結婚を申し込まれたけど断ったわ。私自身であることを始めたばかりだから、それを奪わないでと言ったの」と話した。

 米国では1960年代、黒人の地位向上を目指す公民権運動などとともに女性解放が大きなうねりとなった。女性の社会進出と経済的な自立が進むのと軌を一にして、女性の暮らし方そのものも夫から離れていった。

 60年には35%だったシングル率が、70年に40%に、90年には47%と右肩上がりに増え、2005年、ついに半数を上回った。

 平均寿命の短さなどから男性のシングル率は女性より低いが、増加傾向は同じ。夫婦そろって同じ屋根の下という家族の最小単位像もすでに崩壊に向かっている。

 伝統的な家族の価値を重んじるブッシュ大統領が家族像をどう取り戻すのか、内なる試練になりそうだ。

 東海ジェンダー研究所理事の水田珠枝・名古屋経済大名誉教授(フェミニズム史)は「従来の傾向からは当然の成り行きとはいえ、今後は母子家庭への支援など社会福祉政策のあり方が大きな問題となってくる」と指摘。

 米国の後を追って女性の社会進出が進んできた日本にとっても人ごとではない。

 日本でも15歳以上の女性で配偶者がいない割合は42%(2000年)と、半数近くはシングルというのが実態だ。

 第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部の小谷みどり主任研究員は「女性の経済的自立は結婚に踏み切るハードルを高くする。日本人のシングル率も遠からず、アメリカのレベルに達する」とみる。
by sakura4987 | 2007-01-19 08:04

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