◆西松建設への応援関連
やはり非常に重要な案件だという事がお分かりいただけると思います。
≪以下は左翼情報です≫
穂積弁護士からは百人斬り訴訟で完全勝訴(最高裁で上告棄却)を得たことの報告がありました。
さらに穂積弁護士は「百人斬り訴訟とは関係のないことですが」と断りつつ、中国人強制連行の訴訟で最高裁が弁論を再開すると決定したことについて説明しました。
(参考)
http://otd2.jbbs.livedoor.jp/mondou/bbs_plain?base=43209&range=1
百人斬り訴訟は最高裁で上告棄却になったのですが、この強制連行訴訟は最高裁で弁論が再開されるということは、逆転敗訴になる可能性があります。
しかも、1972年の「日中共同声明で中国人個人の損害賠償請求権が放棄されたかどうかについて初判断を示すとみられ」るそうです。
つまり「この共同声明によって、中国人が個人で日本政府や日本企業に対し、賠償の請求は出来ないことになっている」という解釈がなされる可能性があるということです。
しかし「中華人民共和国政府は、日中両国国民の友好のために、日本国に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言する」という文言を、どのように曲解すれば中国人個人の賠償の権利まで奪ったものであると判断できるのか理解に苦しみます。
これについては夏淑琴さん訴訟の弁護団の一員である南典男弁護士が朝日新聞紙上で「外交問題に直結」し、「国際的、人道的な観点」からも問題があると見解を述べています。
最高裁でそのような判断が下されれば、他の戦後補償訴訟もその判例に従うことになるかもしれません。
現在、従軍慰安婦問題、強制連行問題、毒ガス問題など様々な訴訟が争われていますが、「全滅」することになるかもしれないのです。
これは極めて重大な問題であることが穂積弁護士の説明によって理解できました。