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◆「やめられない事情もある」大手ゼネコン談合のキーマンが激白



 (日経BP 07/2/5)

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20070201/118182/?P=2


≪前半は省略していますので、原文をお読み下さい≫


「平成18~20年築はやばい」

 男は、核心部分については言葉を控えた。彼が言うように民間の事情だったのか、それとも官製談合や政治家による天の声があったのか。

 談合をやめたら2つの問題が起きてきた。1つは品質問題。最近はダンピングがものすごい。安値受注をした大手ゼネコンは下請けにしわ寄せする。ひ孫請けとかが工事で手を抜くことも十分考えられる。

 30~40年と経った時、平成18~20(2006~08)年築の建物はやばいということになって社会不安を巻き起こすだろう。

 もう1つは、職人、技能労務者がいなくなること。現場の職人の給料は驚くほど安い。「ワーキングプア」やな。とても普通の生活が成り立たない。だから働き盛りの職人が外食産業などに転職する。それでええんか。

 1月26日、建設業界団体の懇親会で挨拶に立った鹿島の梅田貞夫会長は真っ先にこう訴えた。

 「競争が激化し、ダンピングが横行するなど市場の混乱が沈静化するのを期待する」。談合問題への反省の弁は後回しだった。

 会場では大手ゼネコン首脳がこう漏らしていた。「そんな簡単に(談合が)なくなるなら苦労はしませんよ。それだったらね、もっときれいになっていますよ」。

 公取委は近く強制調査を基に大手ゼネコンを刑事告発する見通しだ。独禁法改正を実現した公取委にとって本丸の1つがゼネコンだ。

 公共工事の指名停止に課徴金、株主代表訴訟…。建設業界は法律や株主とどう折り合いをつけるか、正念場は間もなく訪れる。
by sakura4987 | 2007-02-10 07:54

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