◆慰安婦決議案の採択阻止目指す=謝罪要求は「蒸し返し」-加藤駐米大使
(時事 07/2/14)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007021400269
加藤良三駐米大使は13日の記者会見で、超党派の下院議員が第2次世界大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり日本政府に謝罪を求める決議案を米議会に提出したことについて、「日本は既に誠意ある対応をしているのに、蒸し返して注文を付けている。日米関係に悪影響を及ぼす」と非難した。その上で、議員らに働き掛け、採択阻止を目指す方針を強調した。
決議案は日系のホンダ議員(民主)らが提出したもので、首相の謝罪声明や将来の世代への教育などを要求。
しかし、日本政府は1995年の村山富市首相談話などで先の大戦へのおわびと反省を表明していることから、加藤大使は「既に日本が取った措置への十分な理解がない。採択は好ましくない」と不快感を示した。

