◆06年は1・3台の可能性 出生率、大幅回復へ (中国 07/2/21)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702210337.html
二○○六年に生まれた赤ちゃんの数が、前年より約三万二千人増の百十二万二千二百七十八人となったことが二十一日、厚生労働省の人口動態統計の速報値で分かった。
○五年に過去最低の一・二六となった合計特殊出生率(一人の女性が生涯に産む子供数の推定値)は大幅に回復する見通しで、厚労省は「一・三台になる可能性が高い」としている。
合計特殊出生率が上昇するのは、二○○○年以来六年ぶり。
また出生数から死亡数を引いた人口の自然増加数も二万六千八百八十五人増となり、二年ぶりに自然増となった。
厚労省は、景気回復に伴い雇用が安定したことが結婚や出産の増加につながったとしている。ただ、長期的には人口減少が続く見通しで、専門家は「上向きや横ばいがあっても一時的」とみている。
速報値によると、○六年は婚姻も前年より一万七千八百五十組増の七十四万八千十七組。出生数が前年より三万人以上増加したのは、約五万人増だった九四年以来という。
厚労省は出生数の伸び率(2・9%)などから、合計特殊出生率が前年と比べ○・○四程度は回復すると見込んでいる。
一方、死亡数は大幅に増加した○五年と比べて、○六年は微増。速報値には外国人などが含まれているが、日本に住む日本人に限った人口の自然増加数も、○六年は約八千人増と二年ぶりにプラスになる見通しだ。
厚労省付属の国立社会保障・人口問題研究所が昨年末に公表した将来推計人口は、○六年の合計特殊出生率を、標準的な推計で一・二九、高めの推計で一・三二と予測。
しかし、これは大幅低下した○五年の反動で、○七年以降は再び低下に転じ、人口減少が一層進むと予測している。
厚労省は数値を精査した上で、○六年の合計特殊出生率を六月上旬に発表する予定。

