◆【社会】国語・歴史・道徳教科書、国定でなく検定で (世界日報 07/6/21)
今後、中・高校の国語と歴史(国史・世界史)、道徳教科書を政府でない民間で執筆し、2009年以後、学校級別に習うようになる。
また現在、全部が国定の小学校教科書の中で、初等5、6学年、体育・音楽・美術・実科目、3~6学年英語は各々民間が執筆する検定教科書に変わる。
教育人的資源部は2007年教育過程改正により、このような内容を骨子にした初・中等国定教科書の制度改善案を確定して、20日発表した。
改善案によれば、国定教科書の中・高校国語と道徳、歴史を検定教科書に転換し、初等5、6学年、体育、音楽、美術、実科目と3~6学年の英語を検定に変える。
これに伴い中・高校教科書は、一部専門系教科(国定)を除けば、全部が民間で執筆する検定教科書となる。
検定教科書は民間出版社が自律的に執筆陣を構成して、直接作るもので、国家の検定を通過すれば、学校で販売でき、学校は教科書選択の幅がそれだけ広くなる長所がある。
教科書は現在、国家が直接執筆して出版する国定教科書、民間出版社が自律的に執筆して国家が検証して、適格の有無を判定して、許可する検定教科書、国家の代わりをして、教育委員長が認定図書審議会を通して認める認定教科書に区分されている。
今回の教科書改善案により、学生たちは2009年以後、新しく開発された教科書で習うようになるが、初・中学校英語数学は2009年から、初等科学は2010年から、中学校は2010年から、高校は2010~2011年から各々新しい教科書で習う。