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◆【産経抄】 (産経 07/7/23)



 「盆踊りの本来の意味は何か」「なぜ進物に紐(ひも)をかけるのか」。今年上半期の新書部門で1位になったのは、こんな素朴な疑問にわかりやすく答えた『日本人のしきたり』(青春出版社)だった。


 実は4年前に発売されていて、今年に入って突如ベストセラーになった珍しいケースだ。宮内庁書陵部で首席研究官を務めた編著者の飯倉晴武さんも首をかしげているらしい。


 衆議院本会議中に携帯電話を操作する議員、「パチンコで負けたから」と子供が通う保育園にお金を借りに来る親、家庭ゴミであふれる公園のゴミ箱。小紙連載の「溶けゆく日本人」には、目を覆いたくなる社会の劣化ぶりが描かれていた。揚げ句の果てに年金記録の記載漏れの発覚である。


 日本人の振るまいが醜くなったのは、効率や便利さばかりを求めて、年中行事や伝統文化をないがしろにした結果ではないのか。そんな危機感が追い風になったと小欄は見る。きょう発売の『別冊正論 “世界標準”は日本人を幸福にしない』も、問題意識は同じだ。


 小泉純一郎前首相の構造改革に代表される平成の「改革」の功罪をさまざまな角度から検証している。一時は旗手に祭り上げられた村上世彰氏らの境遇をたどるまでもなく、世論や裁判所の判断を含めて潮目が変わった。では、日本にふさわしい改革とは何か。


 その答えのひとつを、サッカーアジア杯準々決勝で、強豪オーストラリア相手に懸命に走り続ける日本代表チームのなかに見つけた。東京五輪時代から日本を知るオシム監督は、当時に比べて豊かになりすぎた今の日本人が、勤勉さを失っているように感じているらしい。監督のいうサッカーの「日本化」とは、かつての美質を取り戻すことにほかならない。
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by sakura4987 | 2007-08-01 10:39

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