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◆【ラジオ】胸に染み入る「大和の声」 (産経 07/8/12)




 昭和20年4月、鹿児島沖に2500人の乗組員とともに沈んだ悲劇の巨大戦艦「大和」。その46センチ主砲の発射音を録音したものとされる1本のテープについての特集が、文化放送の「吉田照美ソコダイジナトコ」(月~金、前6・0~)で13日から5日間にわたって放送される。旧海軍関係者たちの胸を打つ“音”が生み出した奇妙な因縁の物語だ。



 今年初め、文化放送に「大和の主砲の発射音」とされる一本のテープが持ち込まれた。そこには、大和誕生から沈没までの経緯を語るナレーションとともに、13発の大砲の音が記録されていた。猛烈なエネルギーの放射を感じさせる轟音(ごうおん)が起こり、長い余韻を引きながらゆっくりと消えていく。



 テープは毎年行われる海軍兵学校(旧日本海軍の将校養成機関)の同期会に、いつからか出回りだしたものだという。「大和の声」とされるその音に彼らは聞き入り、涙をこぼした。



 「テープの真相に迫ってみよう」と思い立った長谷川実制作部長は、旧海軍関係者をたずね歩き、情報を集めた。しかし、「主砲の発射音を録音する機会はなかった」「当時のマイクでは大音響をこれほどきれいに録音できない」などと否定的な回答ばかりだった。



 では、この音の正体は何か。取材を続けるうち、ナレーションがない音だけの状態のテープを、最初に同期会に持ち込んだという人物の名が浮かぶ。海軍兵学校第74期の島地純。それは文化放送の元編成局長であり、昭和40年に放送されたラジオドラマ「戦艦大和」(原作・吉田満)を制作した人物だった。何の因果か「主砲の発射音」は、文化放送自身が効果音として作ったものだった。



 40年前に作られた音が独り歩きをし、多くの人々の心を揺さぶり、回り回って同じラジオ局に戻ってきた。真相を聞かされた関係者たちは「不思議なものだ」と一様にうなったという。



 長谷川部長は「海軍関係者なら本物の可能性が低いことをうすうすは感じていたと思う。それでもじっと聞き入っていた。番組では戦艦大和の悲劇に対して、人々が今も抱き続けるさまざまな思いを取り上げていきたい」と話している。
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by sakura4987 | 2007-08-14 12:46

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