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◆金属資源利用、50年には1/8にしないと底をつく



 (知財情報局 07/8/20)

 http://tech.braina.com/2007/0820/other_20070820_001____.html


 地球の恵みである天然資源、無秩序に消費していけば枯渇してしまうことぐらい誰でも分かり切っていることだが…、その危機感は”ほら!この通り”とデータ等で示してくれないと、なかなか現実味を帯びない。ところが、世界各国の金属資源利用を、現在の日本の利用レベル、一人当たり約18トンを、2050年には1/8(2.25トン)にしていかないと底をついてしまうとの研究データが明らかにされた。



 明らかにしたのは、物質・材料研究機構材料ラボの原田幸明ラボ長らの研究グループ。原田ラボ長は「1/8というとかなりの削減のように思えるが、省資源の中には電子機器中の金のように製品中に使用される金属は少ないが、海外で大量の資源を掘削して得ているものが多く、それらの希少金属を遍在する資源へと置き換えていく技術開発が鍵となる」と指摘した。



 この研究成果は、10月30日から3日間沖縄県・石垣島で開催される『持続可能なエネルギーと資源の国際会議』で議論されることになっている。



 同研究グループは、多様な元素それぞれを資源としての重みを付けて表す指標として、”関与物質総量”(エコロジカル・リュックサック)に着目、包括的な金属元素利用全体の消費増大予測と、その枯渇への接近度を表すとともに、資源リスク低減のためにはどこまで抑えることが必要かを検討している。原田ラボ長によると「世界的な資源使用量の増大が懸念されている一方で、日本は世界でも優れた省資源国であるが、以前(2月)に行った2050年までの金属消費量の予測で、現在開発途上の国が日本レベルの省資源を行っても危機的な状況にあることがわかってきた」という。そこで今回は、どのレベルまで省資源を進めなければ危機から脱することが出来ないかを計算で予測してみたとしている。


 そもそも関与物質総量とは、ある金属元素を1トン得るために、採掘の際に土石、岩石などを何トン採掘しなければならないかを表す量。現在、年間資源使用総量は、約220億トンで、1990年からの年間増加量は56億トンと、かつて60年代から70年代に叫ばれた資源枯渇の危機の時よりも増加速度が上回っている。また、70年代には120年程度であった包括的な金属資源の耐用年数(可採年数、資源余命ともいう)は、2000年には80年を切るレベルまでに下がり、このままで行くと2040年代には10年を切ってしまうという。さらに、2000年から50年間に地球から掘り出される物質の量(累積関与物質総量)は約2兆トンで、ほぼ富士山1個分に相当するが、このままではこの累積関与物質総量が埋蔵量相当関与物質総量(各資源の現有埋蔵量に関与物質総量の係数をかけたものの総和。現有埋蔵量相当の関与物質総量)を突破してしまう。これは多くの資源が現有の埋蔵量ではもはや賄いきれない事態になることを意味する。



 そこで、資源リスクをいかに低減させるかについては、やはり世界全体での資源利用の効率を上げる必要があるとし、その結果、例えば現在の日本の資源利用は一人当たり毎年18トンの天然資源を掘り出している勘定になるが、それを1/8(2.25トン)まで落とすことが急務だとしている。後は、◇使わずにすむものは使わない、◇丁寧にかつ徹底して使う、◇何度も使う、◇あるものを使うの4つの努力があらゆる面で勧められるべきだとまとめている
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by sakura4987 | 2007-08-25 15:21

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