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◆ついに現れた精巧な「スーパーJ」 (日経BP 07/8/17)



 http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ea/04/index3.html


 2004年の夏、ついにスーパーKに匹敵するような精巧な偽1万円札が出現した。わたしはこれを「スーパーJ」と名付けた。



 紙質も磁気パターンもほとんど本物と同じで、デザインはもちろん、ホログラムも低質ではあるがしっかりと入っていた。おそらくスーパーJの偽札づくりに北朝鮮は関わっていないだろう。香港と台湾のマフィアが作ったものと思われる。 



 スーパーJには人をだますタイプと機械をだますタイプの2種類がある。機械をだますタイプは見た目はいい加減で、日本人なら偽と一発で分かる。犯人たちはこれらを使い分けているようだ。 



 その意味では、人も機械もだませるスーパーKと比べると、1ランク低いレベルといえる。 



 だが、安心はできない。スーパーJが登場したということは犯罪グループが日本円に関心を持ち始め、偽日本円づくりにメリットを感じているということだ。これから大量に出回る恐れもある。 



 ユーロの偽札が増えてきたのも、国際的にユーロが力を持ち始め、使える範囲が広がったからだ。ユーロは“2番目のドル”になり、“3番目のドル”は日本円ということだろう。 



 スーパーJの登場とともに、わたしは偽500円硬貨が広がることを不安に思っている。硬貨は紙幣に比べると比較的偽造しやすい。極端なことを言えば、“完璧な模造品”を作ることも可能だ。 



 本コラムの1回目で書いたように、既に精巧な偽500円玉が存在する。わたしは鑑定して簡単には偽物と分からなかった。ルーペによって詳細に確認すると、本物に比べて微細な文字のずれなどを発見したが、ほとんどの人は見た目では分からないだろう。 



 だから、500円硬貨より偽造しにくい500円札に戻すべきだ。わたしはずっとそのことを言い続けている。人間は硬貨より紙幣を大切に使う。硬貨の方が心理的な価値が低いのだ。政府は国民にどんどんおカネを使ってもらいたいのだろうが、無駄にカネを使う必要はない。ましてや、犯人グループを喜ばせる500円硬貨を使い続ける理由はない。 


 
偽札は人の心も深く傷つける


 中国の海南省、福建省、台湾などの沿岸地域で水上生活をする蛋民(たんみん)という人々がいる。彼らは魚を採って生計を立てているが、その代金としてかつて日本円を受け取った人がいた。 



 それは彼にとって大きな額だったため、ビニールに包んで、船底に大切に隠しておいた。娘が結婚するときのための貯金代わりだったのだ。そして、10年後に結婚することになり、その日本円を出してみたら札が黄色く変色していたので、彼は驚いた。 



 いろいろな人を仲介して、彼は鑑定のために黄色い札をわたしの元に持ってきた。その1万円札は一目で分かるような粗悪な偽札だった。彼は「10年経ったから、こんなになったのじゃないか」とワラにもすがる思いで訴えたが、残念ながら完全な偽札だったのだ。 



 彼はすごく悲しい顔をしていたが、こればかりはどうしようもない。わたしにとってもつらい、後味の悪い鑑定だった。 



 偽札は社会や個人に経済的なダメージを与えるだけでなく、人の心も深く傷つける。まさに憎むべき犯罪といえる。 



 近年、面白半分にパソコンとプリンター、あるいはカラーコピーで偽札づくりをする若者がいるが、通貨偽造は無期または3年以上の懲役という重罪である。偽造者だけでなく、使ったり、人に渡した者も同罪だ。 



 偽札は人の心を傷つける重大な犯罪だということをもっと子どもたちに教えるべきだ。
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by sakura4987 | 2007-08-25 15:43

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