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◆「できちゃった婚は、本当にバカヤロー」に快哉。



              正論ワイドものを連発するサンデー毎日

 (世界日報 07/8/24)


≪■紹介に値するご意見≫


 サンデー毎日(9月2日号)が、各分野の専門家、論客に昨今の世の思潮、風潮について意見を言わせた「正論ワイド 頭を冷やして考えろ!」。わが意を得たりの、文字通り正論が連発されているので、紹介したい。



 まず、帯津良一・帯津三敬病院名誉院長の「メタボリックシンドロームは無視すべし」。「厚生労働省は、来年4月から健診に腹囲(へそ回り)を加えるというのですが、国がそこまで介入することはありません」とピシャリ。続けて「『腹囲が男性85㌢以上、女性90㌢以上』のメタボリックシンドロームの指標に従えば、40歳以上の男性の2分の1が入ります。疾患を一つ増やしたわけで(国は医療費増加を抑える目的と言うが)、医療費は逆に増えるし、その分、開業医とか製薬会社などが儲けることになります」と、手厳しい。



 実際、疾患と数値の因果関係も明らかでない。内臓脂肪症の内容については、決して目新しいものではないし、その予防法も以前から周知されている。数値を挙げ、いたずらに不安がらせては、確かに「製薬会社などが儲ける」だけになりかねない。



 次に、産科医の赤枝恒夫氏が、婚約したプロ野球日本ハムのダルビッシュ有投手(21)と女優のサエコ(20)らを戒める「『できちゃった婚』は百害あって一利なし!」。「できちゃった婚が当たり前のような風潮ですが、とんでもありません。…周りの大人も、良くないですね。おめでたムードに便乗して、批判をしないんですから」とズバリ。「『結婚↓家族計画↓出産』という順番を守れと言いたい。それが、できちゃった中絶もHIV(注・エイズウイルス)も減らすことにつながります。できちゃった婚は、本当にバカヤローです」とボルテージを上げる。



 なぜ、できちゃった婚がトレンドのように見られるのか。「一つには、性の怖さより快楽を取り上げるメディアが多いせいでしょう。そのため、子供たちがセックスを安易に考えています」と非難の矛先はメディアにも延びる。



≪■「先祖返り」なきよう≫


 当欄でも、できちゃった婚の言葉の欺瞞(ぎまん)性については何度か取り上げた。わが国で、乱脈な性関係によるHIV感染は増加の一途をたどっているが、その怖さを訴える機関はあまりに少ない。死病に至る現実を正しく伝えること、その上で「性生活を改善すれば、エイズの脅威はなくなる」(北村敬・元国立衛生研究所部長)ことを強調すべきだ。



 次は、英語教育の第一人者、鳥飼玖美子さんの「英語教育は中学からがベストです」。「学校の英語教育は中学からが最も適しています。母語がほぼ固まりつつある時期であり、外国語は母語の枠組みを使って習得する必要があるからです。また柔軟性もあるので『音を入れる』のにも問題はない」。英語教育のあり方は鳥飼さんのこの一言で、決まり。



 ほかに、「暑いからって、ほっとパンツじゃないでしょう」(市田ひとみ)、「マークシート入試が大学を安楽死させる」(芳沢光雄)も、内容はそのタイトルで推測される通りのもので、留飲が下がる。



 最近、この「正論ワイド」のような必ずしも時流に乗らない論調――しかも以前のいわゆる左翼的思考の自縄自縛から脱し、進歩的文化人的な体質も免れている――を、サンデー毎日だけでなく週刊朝日に見る機会が割とある。その手柄は執筆者を人選した編集部に帰せられるが、両誌ともに、優秀な若い記者が編集長に抜擢(ばってき)され、その能力を自由に生かしているそうで、その成果だろう。どうか、“先祖返り”をしないようにと願う。



≪■価値観の変化に対応≫


 もう一つ、世の価値観が左傾化、右傾化という方向の振れでなく、道徳的健全性をバロメーターとする時代となってきたことも影響しているだろう。



 先般、裏千家前家元の千玄室さんが、「日本再発見塾」の発会式であいさつ。「世界各国に日本のお茶が通ずるということになったが、肝心の日本の方々が、茶道に対して、『大変堅苦しい、窮屈だ、お茶なんかやったって』というふうな気持ちで、どうもお茶に入り込んでいただけない事態が出てきた」と戸惑いを隠さなかった。その上で、「日本の伝統をよく知り、将来の日本に責任を持つこと。自分の足下を見つめる『看脚下(かんきゃっか)』という言葉を今の日本人に贈りたい」と話していた。



 今や内省の時代に入ってきて、人々の心のうちに戦後の個人主義や利己主義についての反省が起こっている。週刊誌もそういった心的傾向に応えようとしているのではないか。そうなればありがたい。
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by sakura4987 | 2007-09-08 17:07

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