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◆日朝協議 北ペースで継続 政権交代へ時間稼ぎ 担当“固定”戦略練る



 (産経 07/9/8)


 2日間にわたった北朝鮮の核をめぐる6カ国協議の日朝国交正常化作業部会は、双方が対話を継続していくことを確認した。日朝国交正常化交渉は前回の作業部会を含め、これで15回目。今回、日本は拉致問題などで進展がないまま、協議継続だけで人道支援の検討を始めたが、北朝鮮にすれば、決裂をちらつかせながら最後に協議継続で合意し、相手にも交渉の成果があったようにみせるのは常套(じょうとう)手段。やりづらい相手ならば継続協議で時間を稼ぎ、政権交代を待つこともできる。



 「日本とのこれまでの対話の中で(今回が)一番よかった」(宋日昊朝日国交正常化交渉担当大使)。「進展があったと評価する」(金哲虎北朝鮮外務省アジア局副局長)。



 日朝作業部会が終了した6日、北朝鮮代表団は「過去の清算」が話し合われた協議を振り返り、「最悪の状況にあった朝日関係だが、今後は話し合いを進めねばならない」(宋大使)と協議継続に期待感を見せた。



 しかし、継続協議といっても、北朝鮮が望むのはあくまで自らが主導する話し合いだ。日本側はよど号ハイジャック犯の引き渡しを求めたが、北朝鮮側は「日本とよど号メンバーとの問題であり、メンバーとの話し合いの場を設けてもいい」などと答え、事実上、引き渡しを拒否。むしろ、よど号犯を今後の日朝交渉に利用しようとする考えをちらつかせた。



 3月の日朝作業部会では、拉致問題をめぐり反発し対話を拒否した北朝鮮だが、今回は日本側が「過去の清算」で譲り、北朝鮮側に有利な展開となったため最後まで協議に応じた。



 テロ支援国家指定や経済制裁で苦境から脱していない北朝鮮は、反発よりも協議を続けることが得策と判断したようだ。実際は拉致問題などやっかいな問題を先延ばしにし、その一方で笑顔を見せつつテロ支援国家指定解除を狙っているものとみられる。



 こうした交渉が可能なのは、北朝鮮側担当者がいずれも対日交渉に長くかかわっていることも影響している。宋日昊大使は朝日友好親善協会常務委員などを歴任後、2004年5月の日朝首脳会談に先立ち準備協議に参加。その後3回の日朝実務者協議に北朝鮮代表として出席。鄭泰和前大使の後任として今年2月以降3度、日朝協議代表を務めた。金副局長も2月の日朝協議に拉致問題担当として出席。いずれも日本担当となって久しい。



 宋大使によると、今回の北朝鮮代表団には、宋大使もかつて務めた外務省研究員が4人おり、金副局長も含めいずれも日本専門の“ポスト宋日昊”の候補とみられる。これら基本姿勢を変えない対日協議専門の面々を相手に、頻繁に担当者が変わる日本側は協議ごとに振り回されている。



 協議の継続だけを戦略とする北朝鮮との話し合いは、北朝鮮の基本姿勢が変わらぬ限り、実質的進展は今後も期待できないだろう。むしろ対話継続自体、北朝鮮に有利に作用する危険性がある。まさに北朝鮮の“思うつぼ”だ。
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by sakura4987 | 2007-09-12 12:20

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