★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆国産ステルス機、縮小模型初公開 来月まで飛行試験 (画像あり)



 (北海道 07/10/2)

 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/52601.html


 レーダーに探知されにくい「ステルス性」と機動性を備えた国産ステルス戦闘機の導入に向けて、防衛省技術研究本部(東京)が開発を進めている実証機のスケールモデル(縮小模型)が一日、十勝管内大樹町の多目的航空公園で報道陣に初めて公開された。



 縮小模型は無人の小型飛行機。実際の機体の五分の一の大きさで、長さ約三メートル、幅約二メートル。機体には炭素繊維強化プラスチックを使用、機体重量は約四十五キロ。流線形の鋭く長い機首に三角形の主翼、二つの垂直尾翼を広げたデザインが特徴だ。



 航空公園では九月十一日から縮小模型を使って、遠隔操作や自律飛行などの飛行試験が行われている。試験は十一月初旬まで、計約四十回行う。



 データを同本部で解析し、来年度防衛費に概算要求中の実証機の設計に反映させる予定。ミサイルを搭載しない実証機の初飛行は四、五年後、戦闘機の実用化は十-十五年先とみられる。



 大樹町役場で会見した防衛省技術研究本部の石渡幹生技術開発官(航空機担当)は「大樹町を選んだのは天候が安定し、施設が整っているため」と話した。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◆ステルス化の軍事技術革命 (世界日報 07/9/26)


元統幕議長 杉山 蕃

防衛装備に甚大な影響  新技術取得と対応に投資を


■レーダー時代の幕降ろすF22


 米空軍F22によるステルス戦闘機の実用化成功は、軍事技術界に大きなインパクトをもたらした。RCS(レーダー有効反射面積)コイン一枚分と言われるその性能は、テスト段階からインターネット上喧伝されていたが、当該機の沖縄配備を通じ、その性能が評判以上であることが確認されたようである。今後の軍事技術の転換を必要とするかも知れない本技術について所見を披露したい。



 F22については、ステルスの他推力偏向(ベクタード・スラスト)、内装型武器発射システム、超音速巡航などの画期的性能が公表されてきたが、実戦配備にともなう、異機種間訓練、各種演習などを通じ、その本格的なステルス性能に注目が集まっている。B1・B2・F117を通じて高めてきた技術を集大成し、過去の軍事技術の核心を成してきた「レーダー探知」を拒否することに成功したことは大きなブレークである。過去半世紀、軍事技術はレーダーによる目標探知・照準・射撃を基本とし発展を続けてきたが、ここにおいて大きな変換を強いられるとも言えるのである。



 過去レーダー技術、大量破壊兵器技術、宇宙利用技術等々軍事技術の革命と呼ばれるに相応しい経験を経てきたが、今次のステルス技術は、これらに匹敵するものと言えるのではないだろうか。当該技術のさらなる進歩、拡散・普及を考えると、およそ現在考えられている防衛装備の体系は根底から覆されることになるであろう。



 航空自衛隊が誇る全土に及ぶレーダー警戒監視網、戦闘機体系、海上自衛隊が主力と頼むイージス艦艇群、陸・空自衛隊の地対空ミサイル体系は真っ先に影響を受けるであろうし、米海軍ステルス艦艇(ズムワルト級DD)の開発に見られるように当該技術の艦艇、陸上装備への移転が進むことを考えれば、その影響は測り知れない。戦闘機のステルス化はF22に留まらず、多国間共同開発のF35に引き継がれつつあり、米海軍艦載機、海兵隊、NATO諸国主要国の主力戦闘機もここ十年の間に格段にステルス化が進むことが確実視される。



■ステルスに進む中ロ軍事技術


 ステルスは、本来「潜む」「隠れる」といった意味であると言われるが、レーダーのみならず、光線、赤外線に対しても有効な語彙である。特に赤外線探知に関しては、軍事技術の世界では広範囲に使用されている。F22、F35は、後方に配置された水平尾翼、はさむ形で立つ二枚の垂直尾翼で、最大の赤外線発射源であるエンジン排気孔を隠蔽する形状を有し、赤外線探知に対しても極めて高い隠蔽性をもっている。加えて高速巡航することから、後方からしか狙えない赤外線ミサイルの有効射撃範囲を極限し、実際には殆んど射撃不能とする運用形態を確立しているようである。



 ロシア・中国における本技術の取り組みは、真剣でありそれぞれにしかるべき技術レベルにあると考えられる。ステルスの発想は本来、五十年前旧ソ連時代に発芽したと言われ、その研究は根深い。SU35、MIG35の開発で、ベクタードスラスト技術を極めたロシア軍事技術は一斉にステルスに進むであろう。現にSU50と言われる次期開発機は、レーダー波に異方向反射を強制するステルス機独特の形状が伺える。レーダー波吸収材の主力は、小欄で紹介した如く、わが国が開発、生産する特殊繊維であるが、中国も当該技術の確立を学会であえて発表する動きがあり、技術拡散は進んでいると考えねばならない。



 わが国の当該技術の現状であるが、先進技術実証機プロジェクトにより、一定の研究開発が進んでいるが、実用機開発までには未だ十年を要する段階である。幸い、RAMと呼ばれるレーダー波吸収素材繊維の生産は世界の最先端にあることでもあり、資源投入を含めた集中的努力集積を行い、まずこの革命的技術の追随確保に努めることが、何より重要であろう。



■難しい対抗技術の研究・開発


 他方、ステルス技術の効果を削減する技術「カウンターステルス技術」もまた同様に重要である。しかし、残念ながらわが国の状況は厳しい。コイン一枚程度のRCSの相手を発見する技術は、決して容易ではないが、高出力レーダー、赤外線探知網、当該機の発する微弱電波を利用するパッシブ探知網、長波レーダーなどあらゆる面での努力が必要とされ、多重的センサー網を総合的に運用する合成システムが必要とされるのであろう。これらの技術に関しては、わが国は残念ながら決して高くない。ステルス時代を迎えた米国が如何なるセンサーシステムを開発しつつあるかを調査することから始めなければならないのかも知れない。



 しかし、如何なる状況にあれ今ほど、新技術への投資が必要とされている時期はないと強く訴えるものである。
[PR]
by sakura4987 | 2007-10-10 13:49

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987