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◆モンスター・ペイシェント (産経 07/10/20)




 医療裁判を専門にする弁護士に会う機会があった。最近の依頼人について聞くと、やはりクレーマーが増えているとのことだった。だから相談件数の半分以上は、訴訟を思いとどまるように説得するのが仕事だという。



 当人は医療被害を受けたと主張するが、弁護士から見て、とても裁判にならないものが多いらしい。明らかに患者側の思い込みや、致し方のない合併症、現代の医学では不可能な要求などだ。



 中には、そんなことが医療被害かとあきれるものもあるという。「医師は痛くないと言ったのに、痛かった」「父が死ぬとき、苦しそうだった」「検査のときに怖い思いをした」等々。



 クレーマーに共通するのは、自分には甘いが、他人には厳しいということ。だから、弁護士にも常に自分の都合を優先させる。約束もなく訪ねてきたり、長々と電話をして「今すぐ返事がほしい」と言ったり、いきなり段ボール箱いっぱいの資料を送りつけてきたり。そしてすぐに対応しないと、「やる気がない」「おまえは医者の回し者か」などとののしる。



 彼らは、弁護士はみんな自分の味方で、悪い医者をやっつけてくれると思い込んでいるのだ。だから、少しでも期待に反すると、感情的なクレームに走る。



 この構図は、医師に対するクレームにも似ている。医療は安全で、医師は常に正しい診断をつけて、最高の治療で病気を治してくれると思い込んでいるパターンだ。



 クレーマーがいくら騒ごうと、無理なものは無理で、逆に弁護士が引いてしまうので結局は本人のためにならない。話を聞いた弁護士も、疲れたように言っていた。「クレーマーは、助けようがないという意味で、気の毒な人たちなんです」(作家・医師)
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by sakura4987 | 2007-10-21 15:22

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