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◆【湯浅博の世界読解】日韓新聞は教科書に手だすな (産経 07/11/14)




 「反日」が“売り”の韓国メディアの論説委員らと会議に同席すれば、袋だたきに遭うこと覚悟していた。「場合によっては日本側からも弾が飛んでくる」と前回参加の同僚記者が言っていた。

 つい最近、韓国の済州島で開かれた日韓編集セミナーのことである。でも、それは結構なことで、とことん話しても、世の中には問題が解決しないことがあると分かるだけでもいい。

 開催もあちらのホームゲームだから参加者の規模が違う。日本の新聞とテレビから10人参加であるのに、向こうはズラリと26人を並べた。果たして多勢に無勢になるのだろうか。

 内容については予想通り。本紙ソウル支局長の黒田勝弘記者のいう靖国、歴史教科書、竹島の3点セットから対日批判がはじまった。

 「靖国参拝や教科書問題を見ても、日本社会と新聞の右傾化、軍国主義化の傾向は明らかだ」

 韓国側の報告者から3度も名指しされた産経新聞としては、真っ先に反論しなければいけない。この会議で伝えようと考えていたのは、ただ一つだ。「日韓の相互理解は幻想である。だから、相互の違いを認識することが重要なのだ」というに尽きた。

 それは、今回の会議が44回目であることにも表れている。3点セットの登場とて毎度のことだから少しも驚かない。10回やって相互理解できないものは何度やってもできない。しかし、違いが認識できれば、次には数少ない共通項を探すことになるだろう。

 理解できない例として、韓国の盧武鉉政権が打ち出した親日・反民族行為者の財産の国家帰属に関する特別法を挙げてみた。韓国政府は今年5月、日本統治に協力した親日派9家の子孫が所有する財産の没収を決定した。まもなく親日派10家の没収も加えている。

 「儒教の国にあっては、親日の血は末代までも許さないということなのだろうか。でも、日本の死生観や宗教観は違う。どんな善人や悪人でも、死ねばその魂は祭られる。この問題で見えてきたのは、日本の靖国神社が“他家の鬼”だから、敬意を表さないということなのではないか。靖国参拝に右傾化、軍国主義化は何の関係もない」

 この論旨は筑波大学の古田博司教授から拝借したものだ。果たして、弾は後ろからは飛んでくるどころか、読売の編集委員からこんな援護があった。

 「日本の国旗国歌を尊重しようとの動きは、どこの国でもしていることをしようということであって、これが右傾化なのか。では、右傾化、軍国主義化の根拠を挙げてほしい」

 韓国ではあえて問わない“公理”に「その根拠は」と聞かれ、しばらくは沈黙が会議を支配した。

 どこの国でも国旗国歌は公式行事につきものだし、教科書はその国の歴史観によって書かれている。歴史に厳正な中立を求めることは、多くの正義の中から一つの正義だけを絶対視するに等しいだろう。

 ただ今回の会議で、1度だけ韓国側の論説委員同士が論争する場面があった。

 中央日報の委員が同僚をいさめて「普遍的な立場からと称して靖国を非難するが、韓国の教科書の方がよほど独善的ではないか。こういう対日批判はブーメランのように自分たちに戻ってくる」と論じた。

 これに反批判が出たのはもちろんだが、そろそろ3点セットに対する柔軟性が芽生えてきたというのも事実だろう。

 最後に数少ない日韓の共通項として、興味深い指摘が双方からあった。「メディアと国民の意識にズレが出てはいまいか。メディアはこれらに手を出すなということではないのか」。これは大いに歓迎したい。(東京特派員)
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by sakura4987 | 2007-12-02 13:24

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