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◆【社説】世界1位から11位に落ちた韓国の科学教育



 (朝鮮日報 07/12/3)

 http://www.chosunonline.com/article/20071203000034


 経済協力開発機構(OECD)が昨年57カ国の満15歳の学生(中学3年生から高校1年生)40万人を対象に実施した国際学力評価(PISA)において、韓国の理科の成績が平均522点で11位となった。韓国は2000年は1位、03年には4位だった。フィンランドが563点で1位、続いて香港が542点、カナダ534点、台湾532点、日本531点の順となった。



 国の科学技術レベルが優れていないことには、その国の経済は発展しない。06年の科学技術論文索引(SCI)に載った論文数において、米国、英国、ドイツ、日本、中国、フランス、カナダ、イタリア、スペイン、オーストラリアがベスト10を占めた。これらの国々はGDPにおいても米国1位、日本2位、ドイツ3位、中国4位、英国5位、フランス6位、イタリア7位、カナダ8位、スペイン9位、オーストラリア14位となっている。韓国はSCI論分数で13位、GDPは11位だった。科学技術教育や数学教育が発展すればその国の経済もそれに伴って発展し、科学技術教育や数学教育が崩壊すればその国の経済も傾いてしまう。



 科学技術と数学の教育は確かに簡単ではない。そのため国や学校、教師たちが特別な関心を払いつつ投資を行い、新しい教育の方法を開拓しながら学生たちの熱意を育てる必要がある。大韓民国の教育は正にその正反対の道を歩んで来た。国際教育到達度評価協会(TIMSS)が03年に各国の中学2年生を対象に調査を行ったところ、「理科の授業が非常に楽しい」と回答した生徒はシンガポールが42%、米国35%、オーストラリア29%だったのに比べると、韓国はわずか9%だった。理科の授業で実験の経験のある生徒は日本が75%、米国とシンガポールが55%だったが、韓国は20%にしかならなかった。



 また、理工系大学に進学する学生でさえも、理科や数学を学ぶ必要のない国が大韓民国だ。受験生の選択の権利を尊重するためだという。05年の監査院の調査によると、4年生大学の理工系新入生の29%が科学探求ではなく社会探求を選択したという。昨年のソウル大学機械航空工学部の面接で、物理を選択していた受験生は124人中44人で、同じく化学が75人、生物が5人だった。物理についての知識が必須となる専攻分野でさえもこのような状況だ。



 ドイツは01年のPISAにおいてOECD31カ国の中で理科20位、数学21位となったことから、直ちに「国家教育水準診断委員会」を立ち上げ、7大教育改革に乗り出した。日本も00年にPISA1位だった数学が、03年には6位に落ちたことから「ゆとり教育」の方針を撤回し、小学校の授業時間を10%増やした。



 一体、わが国の誰が科学技術教育に関心を示し、一度でも発言したことがあるだろうか。すべてがこの政権に票を投じたわれわれ全員の自業自得だ。
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by sakura4987 | 2007-12-10 16:57

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