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◆89歳も座り込んだ「後期高齢者医療」への抗議



 (JANKAN 07/12/20)

 http://www.news.janjan.jp/government/0712/0712207579/1.php


 私が19日、東京・霞ヶ関の人事院前を通りがかると、75歳からの「後期高齢者医療制度」の導入中止・撤回を求めて、「3泊4日の座り込み」が行われていました(12月18日~20日 呼びかけ:全国老後保障地域団体連絡会・東京都老後保障推進協会)。私も3時間ほど参加しましたが、すっかり指先・肩が冷たくなりました。



 75歳以上と見える皆さんも、麻痺のある手でビラを折っていたり、香川からいらしたりしていました。「これは私たちというよりは、未来のために今やらなくてはいけない」という言葉には、先住民の長老と同じ姿を見ました。敗戦を生き抜いた人々の強さも感じました。みなさんは声高には叫びませんが 静かに確信を持ってゆるぎなく座っていらっしゃいました。これまで、骨身をけずって日本社会を支え、今もなお身を挺して未来の私たちのために座っていた方々には、本当に頭が下がります。つらい座り込み、お体を壊されていないかが心配です。



 2008年4月から始まる予定の「後期高齢者医療制度」は、75歳以上のお年寄り全員から、あらたな老人健康保険料徴収を予定しています。平均的厚生老齢年金受給者の場合、月平均6200円の年間7万4千円もの負担増です(厚労省試算)。月に1万5千円以上の年金収入があれば、老人健康保険料は、介護保険料とあわせて年金から「天引き」されることになります。



 これまで扶養家族となっていたために、健康保険料負担がゼロの高齢者は、激変緩和措置として2年間は半額になる措置が取られますが、負担増に変わりはありません。年金収入が月に1万5千円にならない人は、老人健康保険料を現金で納めなければなりません。保険料を滞納すれば健康保険証を取り上げられます。



 じつは私は、いま年金を払いきれていません。加入年数が足りず、支給年齢になっても年金をもらえないかもしれないのです。老後は、空き缶を拾って現金に換えるような生活になるかもしれません。そうなったら保険料を負担できるでしょうか。将来の保険料値上げも予想されています。



 お年寄り達の「保険料を払えるか不安」「医者に見てもらえないのではないか、見放されたような暗くて重い気持になる」などの不安は切実です。今からでも遅くはないでしょう。「後期高齢者医療」による高齢者への負担増などを、見直せないものでしょうか。
by sakura4987 | 2007-12-28 17:15

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


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