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◆国連 問われる職員のモラル  窃盗や文書紛失が多発



 (世界日報 07/12/28)


 国連改革が叫ばれて久しいが、国連内のモラル・規律問題についてはあまり議論に挙がらない。しかし、世界の紛争解決と平和実現を目標に掲げる国連内で窃盗、公文書紛失が日常茶飯事であり、セクハラなどの犯罪も生じている。本紙が入手した「二〇〇七年度治安統計報告」を基に、ウィーン国連内の規律問題を紹介する。


 国連はニューヨークに本部があり、スイスのジュネーブには欧州本部があるが、ウィーンは第三の国連都市と呼ばれている。ウィーンに本部や事務局を置く国連機関は多い。例えば、イラン、北朝鮮の核問題で花形機関の国際原子力機関(IAEA)を筆頭に、国連工業開発機関(UNIDO)、包括的核実験禁止機関(CTBTO)、国連薬物犯罪事務所(UNODC)、国際麻薬統制委員会(INCB)などだ。ウィーン国連機関のスタッフ総数は約四千五百人。その中で最大の職員数を抱えている機関はIAEAだ。


 ところで、ドナウ川沿いの国連内で本年度発生した治安・安全問題(犯罪を含む)総件数は四百四十八件だ。国連職員の十人に一人が何らかの治安問題にかかわったことになる。


 本紙が入手した国連内の「本年度治安統計報告」を見ると、爆弾脅迫が一件、脅迫二件、不審なメール・手紙・電話六件、公共秩序違反件数は二十三件が記録されている。わいせつ・セクハラも二件起きている。一方、財産関連件数としては、財産の損失五十四件(公共と私有財産)、情報技術機材の悪用一件、公共財産損傷二十四件だ。窃盗件数はCTBTOで一件、IAEA八件、UNIDO二件、ウィーン国連事務所(UNOV)八件など、計三十七件発生している。


 国連では各種の国際会議が開催されるが、それに伴う外交文書や機密性の高い文書が失われるケースも頻繁に起きている。治安統計報告によると、少なくとも十八件の文書紛失が記録されているが、この数字は発覚件数だけで、実質件数はその数倍と推定して間違いはないだろう。


 例えば、INCBで数年前、加盟国の化学製品の認可量が記載された書類がなくなる、という不祥事が起きたことがある。大手化学企業関係者の手に渡ったのではないか、といった推測が当時流れたものだ。また、IAEAでは核関連情報が記載された機密文書のコピーが一定のメディア機関に流れるなど、機密情報の管理はあまりにもずさんだ。


 世界の平和実現を標榜(ひょうぼう)する国連憲章の下で運営されている国連機関もモラル・規律問題では他の民間機関、社会、会社と大きな相違がないことが分かる。統計には言及されていないが、ネポティズム(縁故主義)、腐敗、権力乱用など、国連機関特有の問題点もある。ある中東の加盟国大使は大使館内の女性との浮気が本妻に知られたため、浮気相手の女性を国連職員として出向させ、あるアジアの国の大使は失業中の息子をUNIDOの職員に送った、といった話は、残念ながら決して珍しくはないのだ。
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by sakura4987 | 2007-12-29 15:55

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