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◆【噴水台】川の水の汚染 (中央日報 2008/3/7)





 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=97096&servcode=100§code=120


1969年6月22日に米国の市民は、テレビの画面を通じ川の水が燃えあがるのを見て驚いた。オハイオ州クリーブランド・カヤホガ川の水面に浮いていた油からはじまった火は、7の橋が燃える大火災につながった。

同事故を契機に、70年4月22日「アースデー(地球の日)」のイベントが行なわれた。米議会も大気浄化法(The Clean Air Act)と水質汚染規制法(清浄水質法)を制定した。86年11月1日にスイス・バーゼルにあった化学会社、サンドズ(クラリアンの前身)の倉庫で火災が発生した。

毒性の強い殺虫剤・殺菌剤などといった化学物質が1300トンも保存されてあった。化学工場に適した方式に進化しなければならなかったが、事情はそうではなかった。消防隊員は、しきりに水ばかりばらまいた。有毒物質はライン川に流れ込み、魚50万匹が全滅した。05年11月13日、中国東北部・吉林省では石油化学工場に爆発事故があり、ニトロベンゼンが松花江に流れ込んだ。

飲み水の供給が中断され、ハルピンの住民300万人が大きな苦痛を受けた。世界の各地で河川の汚染が相次いでいる。人類の文明が誕生して以来、生命の根源である川は人類に豊饒(ほうじょう)を与えたが、人間は汚染物質の排出で答えた。

英ロンドンのテムズ川も1858年の夏、悪臭がひどく、議会が一時休会しなければならなかった。ソウルの漢江(ハンガン)も、いまでは1級数か2級数かを考えるものの、下水処理場が一つもなかった60~70年代には、汚染が現在よりはるかに激しかった。

最近洛東江(ナクドンガン)が再びフェノールに汚染される事故があった。94年1月にはベンジン・トルエンで汚染される事故もあった。洛東江は、流域の面積の割には人口や工場が多く、汚染事故の可能性は常に隠れていた。川の水が減る冬季と春季に汚染物質が流れ込めば、問題が大きくなる。

政府は17年前にフェノール流出事故を体験した後、洛東江には、汚染事故を早期に発見する目的から、水質自動測定所を17カ所も設けた。24時間連続し汚染物質を自動的に測定し、汚染度を即時に知らせてくれる同装備は、1セット=5億ウォン(約5400万円)もする。だが、今回の事故ではほぼ無用の長物だった。

フェノールを測定できる所は1カ所だけで、それさえも汚染の濃度が高い場合こそ検出できるということだ。汚染が繰り返されるが、抜本的な解決策はまだないわけだ。ただ、今回の事故が、3日、忠清北道淸原郡(チュンチョンブクド・チョンウォングン)化学工場で起きた火災のときに教訓になったことを慰み物に思うべきだろう。

錦江(クムガン)が汚染するのを防ぐため、夜通しで汚染した水を汲み取り、廃水処理場に運んだ模様だ。しかし、時間が過ぎれば汚染を予防しようとする姿勢が再び緩むのではないか、と心配だ。
by sakura4987 | 2008-03-12 15:53

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