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◆【断 富岡幸一郎】日本人の宗教感覚 (産経 2008/4/29)





 http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080429/acd0804290335001-n1.htm


 長野の善光寺が北京五輪の聖火リレーで出発地を辞退したが、中国政府のチベット宗教者に対する弾圧を思えば、仏教寺院としては当然の措置である。

 訝(いぶか)しいのは、今回のチベット問題への日本の仏教界全体の反応の鈍さである。天台宗別格本山圓教寺の大樹玄承(おおきけんじょう)師が、関西テレビで中国の宗教弾圧に抗議し、「宗教の自由」を表明し、浄土真宗本願寺派と全日本仏教会も各々「平和的な対話」を求める声明を出している。しかし、ミャンマーの僧侶弾圧に抗議した天台宗からも、世界平和を常々謳(うた)っている創価学会からも今のところ抗議の声は聞こえず、日本の仏教界や僧侶の声は十分に伝わってこない。

 仏教界ばかりでなく、広く日本の宗教者の姿勢が問われているのは言うまでもない。靖国神社や平和憲法護持では、いつもかまびすしい日本のプロテスタント系の教会なども、中国の宗教・文化虐殺については無反応を決め込んでいる始末だ。

 さらには「人権擁護法案」を推進する一部の政治家や勢力はどうか。ヨーロッパ各国が様々なかたちで中国政府に抗議行動を起こしているのは、政治的思惑よりも、やはり「人権」思想が根付いているからだろう。人間が神との人格関係で固有の価値があるという、キリスト教の宗教的土壌があるからである。わが国の「人権」主義者は、権力や利権には敏感だが、宗教感覚は乏しい。

 今回のチベット弾圧と北京五輪の混乱は、日本人のだらしない無神論者ぶりを露呈させたという意味では、まさに天籟(てんらい)である。
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by sakura4987 | 2008-04-29 13:04

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