◆ネット調査 8人に1人が「うつ」
(読売 2008/5/16)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080516-OYT8T00387.htm
一般の人の8人に1人に、うつ病あるいはうつ状態の可能性があることが、製薬企業のファイザー(東京)のアンケート調査で分かった。
うつ病・うつ状態の可能性があっても、実際に医療機関を受診した人は24%にとどまっていた。
調査は昨年2月、12歳以上の男女4000人を対象に、インターネット上で実施。米国の学会が作成したうつ病のチェック項目を基に回答してもらったところ、12%にあたる486人に、うつ病・うつ状態の可能性があった。
うつ状態を感じても受診しない理由として、最も多かったのが「行く必要を感じない」(44%)で、「病院への不信感」(20%)、「周囲に知られたくない」(15%)などが続いた。
受診について、63人は「家族や友人らに相談した」とし、受診率も83%と高かった。反対に「自分で判断した」423人の受診率は15%で、家族や友人の助言が、うつ病の早期治療のきっかけになっていた。