◆“北朝鮮産ヒロポン, 東南アジアに大量に流入…暗市場の価格が急落”
(dailynk 2008/6/3)
http://www.dailynk.com/japanese/read.php?cataId=nk00600&num=2353
フィリピン “北朝鮮産推定のヒロポンを積んだベトナム船舶を拿捕”
北朝鮮で製造されたと推定されるメスアンフェタミン(ヒロポン)が、フィリピンなどアジア・太平洋地域に大量に流入しているとロイター通信が先月30日(現地時間)、マニラ発で報道した。
フィリピンの麻薬取り締まり局(PDEA)の局長がこの日、ロイター通信とのインタビューで、“北朝鮮で生産されたヒロポンが、最近フィリピンに大量に流入し、ヒロポンの暗市場の価格が50%程度下落した”と述べ、“1kg当たり600万~800万ペソ(約1億3千8百~1億8千4百万ウォン)だったフィリピンのヒロポンの取り引き価格が、この数ヶ月間で300万ペソまで下がった”と明らかにした。
また、“フィリピンはこの間、アジア太平洋地域の主なヒロポン生産供給地だったが、最近は北朝鮮などから入って来る麻薬を他の国家に供給する中間基地の役割を果たしている”と述べ、“最近おびただしい量のヒロポンを積んで、フィリピンのスビック港に入港しようとしたが検挙された事件と関連し、ヒロポンの出処は北朝鮮国内の秘密工場であると推定している”と指摘した。
これについてこの局長は、“先月28日にヒロポンを大量に積んでスビック港に入港しようとしていたベトナム船舶1隻を拿捕した”と述べ、“この船から(北朝鮮産と推定される)700kg(市価1億ドル相当)のヒロポンが発見された”と語った。
更に、“外国の麻薬当局にも北朝鮮産の麻薬がアジア・太平洋の各国に供給され続けているという情報が入っている”と付け加えた。
この局長は“この船がフィリピンに来る前、北朝鮮の港に停泊していたという情報がある”と述べ、“フィリピンで生産されるヒロポンは茶色の結晶である一方、最近発見されたヒロポンは透明に近い白い結晶で純度が高い”と説明した。このように純度が高いヒロポンは、北朝鮮産の特徴でもある。
一方、アメリカの議会調査局(CRS)も去年発表した報告書で、中国の犯罪組職が北朝鮮産の麻薬を密売して第3国に再輸出する事例が増えていると指摘している。また、北朝鮮が2004年の1年間、ヒロポンやヘロインなどの取り引きで2億ドルの収益をあげたとCRSは主張している。

