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◆2008年6月8日 林建良氏 講演会



 (メルマガ版「台湾は日本の生命線!」より引用) 


 林氏の演題は「二〇〇八年、どうなる台湾」。中国の脅威の前で日本の生命線である台湾に中国よりで、しかも反日の馬英九氏が総統になったものだから、多くの日本人と同様、「これで台湾、そして日本は大丈夫なのか」と懸念する主催者の要望に応えたものだったのだが、ここで強調されたのが、李登輝氏の存在である。

 講演の要旨は以下のとおり。

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●二〇〇八年の台湾は「中国一辺倒」になる

 馬英九氏は五八%もの得票率で総統に当選したが、その選挙公約は経済成長率を現在の四・七%から六%にする、だった。しかしすでに先進国になっている台湾で六%にするのは並大抵のことではないが、公約違反と批判されるのを怖がる馬英九氏としては、形だけでも公約を達成しているかのように見せたい。そこで頼る先が中国だ。安全保障を無視して中国との「通航」(飛行機の直接往来)を実現し、中国人観光客の受け入れ制限を緩和し、現在の一日数百人から三千人(年間百万人以上)にまで拡大させると言うのだ。

 観光客の購買力だけで六%が達成されるわけもないが、形だけでも変化を見せようと必死になり、「七月四日には実現する」とまで言いきっている。だがそれによって中国との交渉カードを相手に見せてしまい、今では中国から足元を見られている。

 だから「二〇〇八年の台湾」は、「中国一辺倒」となると断言できる。

 馬英九氏は毎年六月四日、六・四天安門事件の記念集会に出て中国を批判し、民主化を要求してきたが、今年は出なかった。そして声明文は出したものの、内容は四川地震のことばかりで、中国をべた褒めにしていた。もはや中国にはハイハイと言うだけなのだ。

●「中国一辺倒」を始めたのは陳水扁総統

 だが実は「中国一辺倒」はすでに陳水扁政権以来のものなのだ。二〇〇〇年十二月三十一日、陳水扁総統はテレビ談話で「中国と文化的に統合し、最終的には経済も統合するべきだ」と述べ、翌年の経済発展会議で、中国と距離を設ける李登輝時代の「急がず忍耐強く」を改めた。そしてその結果、わずか数年で中国への貿易依存度は二〇-四〇%となった。対外投資の八〇%は中国向けだ。中国へのIT投資の八〇%は台湾資本で、それで中国は経済力を蓄え、軍拡を進めているわけだから、台湾は自分の首を絞めている。

 台湾は島国で貿易は死活問題。だから中国は一発の銃弾も要らない。一週間、台湾との貿易を拒否すれば台湾はお仕舞だ。

 李登輝氏と陳水扁総統と仲が悪かった。「李登輝氏は陳水扁氏に文句ばかりを言い、その足を引っ張っている」などと非難されていたが、仲違いの一番の理由は、このような「経済統合論」だったのである。

●必要となった李登輝氏の力

 しかし馬英九氏は中国に抵抗もしている。当選後、最初に尋ねたのは李登輝氏だった。北京語の下手な李登輝氏に気を遣い、「台湾語がうまくなったので、台湾語で話します」と言って一生懸命台湾語で話しかけた。つまり李登輝氏に対する最大限の尊重である。

 馬英九氏の政権人事を見ると、閣僚は一人を除き、すべてが「李登輝学校」の出身のテクノクラート(かつて李登輝総統に抜擢された人々)だ。馬英九氏自身も李登輝氏に抜擢された人物。

 総統就任式典では、欠席と連絡していた李登輝氏を最後まで説得して出席させ、しかもその席は総統、副総統の次で、国民党主席の上。つまり最高ランクの席だった。

 これからの台湾のキーパーソンは四人。馬英九総統、劉兆玄首相、王金平国会議長、そして李登輝氏だ。馬氏は何もできない玄奘法師で、劉氏は孫悟空、王金平は玄奘、孫悟空の足を引っ張る猪八戒で、李氏は孫悟空がいくら飛んでもその手の下にいると言う如来である。

 親中的人間ばかりの国民党の中で馬英九氏は、対中政策の最高責任者である大陸委員会主任委員に、李登輝氏の配下で独立派の頼幸媛氏を起用した。これは李登輝氏ではなく馬英九氏が決めたことだ。

 「中国一辺倒」体質から脱するため、李登輝氏の力が必要なのだ。

●日本との連携が李登輝氏の役割

 李登輝氏は「米国とFTAを結べばいい」と言っている。たとえ「中国一辺倒」で行こうとしても、台湾は米国の存在は無視できない。

 そして日本だ。台湾は、米、中、日という三つの「軍艦」が通り過ぎると、その波に左右される小さな国なのだ。

 李登輝氏が力を発揮できる場が、その日本である。台湾内部は日本のことがよくわかっていない。だから対日政策は駐日大使にまかせっきりの状態だったのだが、対日担当者(駐日大使)は間違いなく李登輝氏の人脈になる。すでに国家安全会議の対日担当者は李登輝人脈から選ばれている。

 対日担当者が決まったとき、日本との連携がいかに重要かを、馬英九氏は知ることになろう。

 先日馬英九氏は八田与一氏の慰霊祭に自ら進んで参列したが、これは日本への接近姿勢を見せたものだった。

 李登輝氏の役割は、日本との連携を実現することにある。そこで日本人はそれに協力し、台湾をこちらの側に引っ張ってきてほしい。台湾の流れを変えるのは、同じ価値観を持つ日米だ。中国と言う邪悪な国から守ってほしい。

 「中国一辺倒」は二〇〇八年までのことだ。
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by sakura4987 | 2008-06-13 16:09

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