◆「たが」が緩んだ日本の公務員たち
(朝鮮日報 2008/8/6)
http://www.chosunonline.com/article/20080806000040
日本でも国家公務員らの「たが」が緩んでいることを象徴する支出が相次いで明るみに出た。あきれたケースが多く、日本政府も困惑している。
衆院調査局の調査によると、17の中央省庁・関係機関が2006年度にカラオケ機材・マージャン牌(パイ)などの娯楽品購入、スキー旅行補助などに公費を使った額は3億円に達することが分かった。これらの省庁・機関はこうした支出をすべて「福利厚生」などの名目で処理していた。
防衛省ではマッサージチェア・ゴルフ用品・釣り用具・ビリヤード用具などを購入するのに2億1828万円を支払った。経済産業省では職員20人が参加したスキー旅行の経費約61万円のうち19万円を支払い、厚生労働省は「職員の知識と教養を高めるためのプログラムだ」として史跡訪問の費用全額約13万円を出していた。財務省は17件で計約381万円を「レクリエーション事業」として出費していたが、正確な内訳は報告していない。
これらの調査結果は、野党・民主党の要請を受け調査に乗り出した衆院調査局が先月29日、衆院決算行政監視委員長に提出した報告書に書かれたもので、日本のメディアが報道した。だが、各メディアでは「これは該当省庁・機関の報告を基に作成されているため、実際にはさらに多いかもしれない」とも報じている。